サザン2007/05/14 14:38

我が街最古の神社(多分・・)、伊豆美神社は、
「9月20日北谷村字大塚山に
六所宮として鎮祭し奉る」とある。
宇多天皇寛平元年と言うのは、889年。
そして天文19年(1550年)に多摩川洪水に遭い、
現在の境内に移され、明治元年には伊豆美神社と改称。

という鄙びた(大変失礼)だが、歴史がある神社。
この神社を使ってのビデオクリップが、
サザンオールスターズの桑田さんの新曲。
『明日、晴れるかな』の舞台になっている。
沢山の子供が境内で遊び、走り回り、
さながら昭和の子供だが、これもまた彼の
想い出のページらしい。
齢50にしてこんな粋な曲作る彼に対して、
昔よりよっぽど親近感があるのだが、
こんな曲を地元の絵で創られてしまうと、
好きにならずにはいられないではないか!
と、中年のミゾオチに効いてくるような曲は、
創る側の「想うツボ」ってなものだろう。

なにせ4月20日の日には、
街中で、「サザンが来た!サザンが来た!」って、
大騒ぎになったくらいだから、可愛い街です。
言っておきますが、東京都ですが。

この伊豆美神社境内、多摩川住宅の団地な佇まい、
美しい絵は、多摩川の土手の夕日です。
日本中、いや世界中で夕日は楽しめますが、
この多摩川の夕日は、黄昏てしまう落日と、
美しいオレンジに反射する川のコントラストが、
好いバランスで、爽快な夕日を浴びれますが、
このクリップもズバリのナイスセンスです。

この曲は、8月公開の映画
『Life 天国で君に逢えたら』のテーマ曲のなるらしいが、
イカン!観てしまいそうだ。(悪い事ではないが・・・)
ビデオクリップ、期間限定らしいので、
お早めに見てくださいね。
http://www.sas-fan.net/kuwata2007/clip_repo/index.html


ちなみに写真は、一昨年私が撮ったものですが、
イメージをあわせて加工いたしました・・・。

新たな稽古2007/05/15 23:47

慌しい毎日ですが、今日からまた新しい稽古。
7月公演の為のモノですが、宣伝はまたいずれ。

短い音楽劇を2本やります。
1本は、英国のA.サリヴァンが作曲した喜歌劇で、
この作品によって彼が朋友ギルバートに、
射止められる事になる出世作です。
もう150年近く前のモノですが、英国でも、
英国音楽劇の夜明けと言っても過言ではない作品で、
19世紀ビクトリア王朝時代が、作風に現れています。
実はこの作品、日本では1870年に、
日本最古の西洋式劇場「横浜ゲーテ座」で上演。
横浜に居留していた外国人の為の劇場でしたが、
本国で流行した演目を、旅の一座を形成して
アジアの居留地に持ってくる事が多かったのです。
当時は英国民の居留が多かったため、
「英国喜歌劇で、居留地に笑いを!」という事です。
日本初演は、外国人アマチュア劇団による公演、
だったという記録がありますが、
日本における、オペラ上演の記念すべき最初の公演。

日本のオペラ上演史上、大変貴重な演目です。
日本人は殆どやりません、というより、
演目も、こんな歴史も知らないのです。
知る人ぞ知る『コックスとボックス』と言います。

もう1本。
これが、本日からの稽古だったのですが、
『Artist Life(アーチスト・ライフ)』と言います。
どこぞの英国人の作品と思えど、違うのです。
コレは正真正銘の日本人によるオリジナル作品。
佐々紅華さんの作った名作です。

1821年8月に初演。
場所は奈良県の生駒山に創設した、
<生駒山歌劇場>!と聞くと、
益々話しが複雑かも知れませんが、
この佐々紅華は、知る人ぞ知る浅草オペラの中心人物、
立役者の名プロデューサーであり、画家であり、
作曲家でもある、多才な人物。
最大のヒットは、『君恋し』となれば、
ご存知の先輩方も沢山居るかもしれません。

凄い手の込んだ名喜歌劇です。
この時代、ドイツ帰りの山田耕作さんが、
日本のオペラの夜明け!などと騒がれながら、
試演会をしていたオペラ黎明期なのですよ。
しかしすでに完成して、上演していた佐々紅華の
オリジナル作品の価値は、当時の方々には、
あまり解らなかったのかも知れません。

しかし、この数ヶ月、譜面を見るたびに唸りました。
凄いものを創ったものだと・・・。
おそろしい彼の才能、行き着くところを知らぬ、
エネルギーの矛先はこの作品の随所に散り、
なんとも面白くも偉大な喜歌劇になっております。
時代を先取りしすぎております。

これから稽古を積んで7月本番です。

が、、、
この譜面、虫食いの足りぬ部分が多々あって、
歌詞だけならまだしも、フィナーレが欠けている・・
義理の息子作家の清島氏に探してもらい、
受け取ったバラバラの300枚のオケの譜面。
ページもパートも記入無く、完全でもない断片を、
部屋中に広げ、神経衰弱の様に捲っては捨て、
ようやく必要箇所のクラリネット2本と、
ヴァイオリン1,2、の譜面も発掘!
譜面に起こして、最後あと37小節がある事は判明し、
ここから復元作業の始まりです・・・
すでに学会で発表できる範囲に及んでいます・・が、
何学会で発表できるのか、アングラな作業。
いやいや、こんな作業を10年以上続けていますから、
なんでもないのですよ、、、ふ~・・。

しかし、先人佐々紅華の魂をつないで行く作業、
頑張らないといけませんね。

コックスとボックスの訳詞もまだ未完成・・・
・・・ 仕事だらけになってきました・・・
みんな、、、待たせてゴメンなさい・・

がんばります・・・

野外劇場2007/05/16 23:07

連日の様に、スーパーあずさに乗ってますが、
今日は今日で、一路小淵沢へ!
毎回、ボ~っと電車に揺られていますので、
最近まで気付かなかったのですが、
甲府を過ぎ、長野県の境の辺りまでのの山間部に、
この季節、藤の花がとても多く咲き乱れているのです。
東京の町中でも、藤棚を誂えて、ツルを巻きつかせ、
藤の花を綺麗に咲かせているのはよく見ますが、
高さが10mもあるような大きな木の上から、
紫の花が何房も、幾重にも咲いているのは、
薄紫の可憐な花が楚々と垂れているイメージではない。
これは山藤という種類だそうですね。
緑深い5月の山々の枝葉の中に、
藤の色が点描の様に入り込む姿に目を奪われます。
しかし、今まではあまり気付かなかったのですが、
増えたのか、気付くのが遅いのか、どうなんでしょう。

それはさておき、夏の8月22日~26日に開催される
“八ヶ岳北杜国際音楽祭”の打合わせでした。
この音楽祭は芸術監督を務める三木稔が、
東西の音楽、具体的に言えば、
西洋音楽と東アジア圏の音楽との共生を提唱する、
日本でも珍しい音楽祭の第2回目。
昨年は、3日間で5回の公演でしたが、
今年は5日間で、合計10の公演があります。
とても大変な準備に間もなく追われます・・・
私は、音楽監督という職務とは言えども、
音楽祭の下準備をしないといけませんから、
これから小淵沢と東京を行ったり来たりして、
本番までの詳細を詰めていきます。
写真は仮チラシで、これから本チラシの準備!

出演者は、素晴らしい人が予定されています。
中国人では、日本でも有名な二胡奏者チェン・ミン、
毎年素晴らしい演奏で魅了するヤン・ジンは、
<アジアの宝>のような素晴らしい中国琵琶奏者。
アメリカの打楽器アンサンブル“パルサス・トリオ”、
勿論、日本現代邦楽合奏団“オーラJ”も参加ですし、
他にも日本を代表するオペラ歌手による、
東西アリア・コンサートもあり、
地元の音楽家による期待の演奏会もあります。

なにせ、大変な顔ぶれによるコンサートを、
5日間で10公演やろうって言うのです。
大変ですが、聴く方々は相当に楽しいでしょう。
詳細はまた報告、ご連絡しますが、
8月22日~26日は、泊りで小渕沢に来ていただき、
音楽祭、満喫していただきたいと思う次第です。

この演奏会の素晴らしいメイン会場となる劇場、
それも特別な劇場の計画が着々と進んでいます。
今日もこの設計の確認や設備の話し合いでしたから、
日帰りしてでも、と思い行ってきました。
この話は、もう少し進んでからいたしましょう。

いや、本当に素晴らしいのです!!

早いものです2007/05/18 00:04

このブログを書き始めて、2年になります。
早いものですが、最初は何気なく流行に乗るか!
と、書き始めただけでしたが、こんなに、
半ばムキに書くようになるとは思いませんでした。
当初からスタンスはあまり変わっていないのですが、
考えればいろいろな事があったという事を、
どのページを見ても、思い返します。
基本的に15分で書いてしまおうとして、
まぁ、無理なときも多いのですが、
だから、誤字や誤変換も多いのか、と、
納得してくださいなまし・・・

あまり行動日記にしても仕方ないので、
日々移り変わる四季、気候、気分にあわせ、
思ったことを綴っているだけですが、
変わっていない事は、考えた時に思い浮かんだ
アイデアを、忘れないように記しておこうという、
とても私的なメモ帳の要素が高く、
多少脚色している部分があったとしても、
書いた心情にウソは無い事が、続けられている
唯一の要因かもしれません。

最初はあまり考えていなかったのですが、
次第に写真を入れることが大事になり、
今では、この静止画像も、アイデアの記憶に
なっているので、欠かせないところです。
それから、昨年からはサボりがちであれど、
All Aboutという巨大なサイトのクラシックガイド
始める事にもなったので、折角ならばと言う事で、
公演のお知らせや、ネット上の活動のリンク、
他の方々とのコミュニケーションも兼ねています。

とはいえ、公共性もありますので、
好き勝手な事もいえず、憤懣やるかたない時も、
個人的な怒りはココでは吐き出さないのも、
自分で決めたルールなのかも知れませんね。
書くことによって、エネルギーは納まって、
怒りも静まり、冷静さを取り戻したりします。
悲しみや独りよがりな喜びも、あまり書かないよう、
気を付けていますが、周囲の方を匿名にしているのも、
ルールの1つなのです。
自分の家族や、ましてや自分の写真も出しませんし、
これらはルールというより、タイトルに沿って、
カテゴライズ特化したものであるからなのです。

しかし3年目なので、少し変えていこうかと思い、
先日から考えましたが、あまり考案浮かばず、
せめてお世話になっている方々の名前や、
自分の関係の仕事で必要な方の名前くらい、
実名でも構わぬかと思っていますが、どうなるか。
この改行の書き方は本人が気に入っているのですが、
最初は5行くらいの詩で終ろうと思ったからで、
今や意味もないが、改行しない横書きは見にくいと、
改行至上主義で書いている次第です。

“毎日が舞台”・・・「忙しいのですね~!」と、
タイトルを見て話してくださる方が居ますが、
そんなことでつけたのではなく、、と、
説明がもっとも無粋ですのでこれも割愛です。

庭の鉢に寄せ植えしたカリフォルニアローズが、
花をつけ初めています。素焼きのポットと、
真っ白い花の色のコントラストが美しく、
半径20cmの南仏気分です。

さて、また明日、毎日が舞台です。

Mostly Classic2007/05/20 23:31

クラシック関連の専門誌は、
昔からたくさんありますが、この本ほど、
クラシックの裾野を広げた本も他には無いでしょう。
「Mostly Classic」は、産経新聞社文化部が創刊し、
当初無料配布だった事に驚きを覚えたものです。
丁寧な取材や公平な記事、わかりやすい解説に、
興味惹かれる公演情報・・・。
これだけの情報を詰めて、どうして無料!?と、
当時の他社氏と比べてもたいそう驚いた人は、
沢山いるはずです。
しかし、今でも無料だと思っている人がたまに
いるようですが、そりゃトンでもない話ですわ。

モーストリー・クラシックの方々には、
何度もお世話になっており、多くの関連記事や、
情報、またコンサートレビューで取り上げていた。
他の音楽誌と比較するわけでもないが、
モーストリーのA4版採用という切り口も、
今だB5が多い専門誌においては、一線を画す。
ターゲットは、クラシック専門家やマニアだけでなく、
今日からクラシックを聴く方でも、初めて専門誌を
手にする人にも親切な編集でもあるのです。
他誌が、広告収入となる多くのページを、
2色刷りの演奏会広告と募集や案内に裂き、
電話帳のような本になっていくのに対し、
ほぼ全編カラーページで、広告の類も多くは無く、
雑誌の内容は編集者の意を削ぐものではないのです。

このモーストリー・クラシックが10年を迎えました。
斬新な紙面づくりに驚愕したアノ頃から10年です。
音楽家だけでなく、音楽専門誌も、
世の中知らずの専門バカ方面の話しだけになりやすい、
クラシック音楽業界とは思いますが、
文化芸術に対し裕福な決断ができないこの国で、
何が催され何を守り、何を新しくして来たのか、

モーストリーは、新聞社から発生した雑誌らしく、
常に冷静に時代を切り出しながら、情報を扱い、
クラシック音楽と時代を同居させた雑誌として、
貴重な10年の音楽演奏史であると思います。

現在、他紙との差別化で群を抜いているのが、
月刊の音楽専門誌で初めてでしょうが、
毎月DVDを付録させています。評判の公演の一部を、
5分ほど映像で楽しめるレビューがあったり、
DVD版の楽器レッスンコーナーに、
音楽DVDや、オペラなどの舞台芸術系DVDの
紹介などもDVDの中に入れています。
まさに、紙面づくりだけではなく、
時代の最先端、ビジュアルクラシック時代に、
寄り沿う「動く雑誌」を創造しているところが、
画期的なアイデアです。

そんなモストリー7月号、6月20日発売です。
書店で買えますよ。
内容は、ここからでもどうぞ!
http://mostly.sankei.co.jp/topic/index.html

3月に5回催した「オペラ・ミカド」公演を、
7月号付録DVDで取り上げていただきました。
5分ほどですが、公演の模様が楽しめます!
多分見られた方は、「発売しないのでしょうか?」
と、期待(?)されるのだと思います。
勿論考えておりますが、それはそれで大変な作業、
できれば安価で提供したいので、
じっくり考えて期待(??)に応えます。

ですから、毎回やっているモーストリーは、
毎月のエライなのです!

異常な日常2007/05/21 11:22

理不尽な事件が多すぎます。
ニュースを見ても聞いても腑に落ちないので
更にネットで調べて、裏の裏事情まで探っても、
やはり我が脳では、もはや分析不可能なのです。

どうして、母親の首をのこぎりで切れるのか、
どうして、手を切断し鉢に挿そうとするのか、
どうして、逃げ惑う子供を拳銃で撃てるのか、
どうして、仲間の小指を包丁で落とせるのか、
・・・

犯罪の、悪と正義のあいだには、
正義が間違っていない理由と、悪が悪たる所以を、
賢者が説明する事で、ハッキリと線を引きながら、
犯罪を未然に防ぐ“倫理”と言うものが存在していた。
また、そんなものは、過去と大人が作り出した、
形無き保守的な真理と、背を向けながら、
反抗し正義に沿う恥ずかしさを持つのも特権であり、
大人になる自分を受け入れていくのが、
成長という名の子供の社会性でもあったはずだ。

これら犯罪を、何を理由で犯罪と言う罪に判定し、
何処からを神経症という、やるかたなき病原を共犯に、
悪から遠ざける事が出来るのだろうか。
臨床による統計学が西洋医学だとしても、
憲法と法律の名の下に裁かれる義務があるとしても、
事例も凡例もない現実の事件を、
どうやって納得のいく過去に当てはめるのか。
現代という多面体のどこから事件を覗いても、
私の1963年産の脳細胞では、血圧や心拍ばかりが
上がるだけで、もはや理解不能な数値に至っており、
あまりの理不尽さに声を失うばかりである。

音楽という特殊な職に就きながらも、
現代に一般社会人として生活し、
特別な権限や、逆に取り立てて貢献も出来ない中、
自分に出来る事は何かと常に探しているのです。
魂の感ずる精神は、神代の昔も今も変わらじと、
怒りや哀しみは音楽で浄化し、
1歩でも前に進む人が増えればそれでよいと、
悪い考えを作り出してしまった環境を、
魂を呼び覚ます事で変えられれば良いと、
それを信じて毎日舞台に立っているのです。

真剣に考えるのが正しい事ではないのと錯覚し、
今と昔の人間は同じではないのかと、自信喪失する程、
これらの事件に落ち込んでしまいます。

こんな感想も書いてはおかないと、
自分が今何処に居るのかわからなくなります。
平和と言う言葉が流行遅れに聞こえるニュースに、
耳を疑い、平常心で読んでいるキャスター自体、
オカシイのではないかと思ってしまいますが、
これは異常ですか? 
もはや日常の事件ですか?

頼む!J-Wave2007/05/22 23:37

□ ミクニギンザ
『銀座のはちみつケーク』
□ ラ・メール・プラール
『ミツバチの贈り物 グレープフルーツ添え』
『ミツバチの贈り物 フランボワーズ添え』
□ メゾンカイザー
『銀座のはちみつクェッチデニッシュ』
□ 銀座清月堂本店
『銀座はちみつ羊羹』
□ 萬年堂本店
『上南羊羹 山つつじ』

ぜ~んぶ、銀座産ハチミツで作っている
お菓子類です。極めつけは、老舗のこれ!
□ 銀座文明堂
『銀座はちみつカステラ』
全て銀座松屋で取り扱いです。
http://www.gin-pachi.jp/goods/matsuya.html

さらに、
□ アンリ・シャルパンティエ銀座本店
『銀座産ハチミツ・マドレーヌ』
http://www.ntv.co.jp/burari/060617/info05.html
夜なら、これでど~だ!
□ 三笠会館本店Bar 5517
『銀座産ハチミツ4種のオリジナルカクテル』
http://www.mikasakaikan.co.jp/e_5517.html

すべて、屋上養蜂で採取したハチミツが、
銀座の街のオリジナルとして、
皆さんの口に運ばれていきます。

こんなにも沢山の商品になっているのです
でも、大人気でなかなか買えませんよ・・、
急がないといけません。
そこで、耳寄り情報!

☆6月4~6日の公演『銀ぱち物語』では、
なんと!ロビーでアンリ・シャルパンティエの
マドレーヌが買えます。今年は行列こそドーナツ屋に
取られたものの、入手困難なあのスイーツが、
来客された方々は、楽々買えるのです!

公演、詳しくは
03-5771-8114東京テアターまでお電話ください。
こちらにブログにも書きました。
http://hanatsubaki.asablo.jp/blog/2007/04/19/
沢山の方々お待ち申し上げます。
毎日稽古になってまいりました。
これからが大変な日々!精進でございます。

本日午後は、FM局J-Wave(81.3です!)
に行ってまいりました。
明日(23日)放送の午前中番組 Boom Townの中で、
11:10頃~ 10分位銀座の街特集で、
ミツバチプロジェクトのお話しです。
さらに、公演の告知までしてくれるというので、
昨日、稽古中に、3人の歌手と録音!
本日朝にCD化して放送局に持ち込み懇願、
「お願い!流して!!」
テーマ曲<わたしの銀座>です。

1968年に、銀座通りから柳の木は無くなり、
何の因果か同時に銀座流行歌も姿を消しました。
しかし“銀座の歌”は、街の活性化には必要不可欠!と、
思う私達関係者の願いも込めて、西田豊子さんの詩に、
佐藤容子さんが腕を振るって作曲しました
美しい銀座の曲、明日、聴いてください!
(な、、流れなかったらどうしよう・・・)

今日はこのJ-Waveに行く前に、新宿の高層階で
夏の音楽祭の打ち合わせをいたしました。
六本木ヒルズ森タワーの33FJ-Wave、
新宿の高層階と、方々から東京を見下ろしたのです。
普段何処に行っても地下で仕事している私は、
頭が、クラクラでした。

早!否!未!2007/05/24 11:49

誕生日を迎えました。
時期が1年の半分くらいですから、
1年に2度目の抱負を考えたりするのです。
大風呂敷を広げるような発言は慎みますので、
結局、大抵は前半年の反省だったり、
いつの間にか目の前の仕事の義務に
思考は摩り替わっていますが、
「抱負」を考えることが大事とも、思うわけです。

昨日横浜の工藤が、今シーズンの初勝利です。
子供の時は野球大好きでしたが、
最近は時間も無くすっかり見られなくなりました。
でも、気になるのですね。彼も同級ですよ。
私達の世代は、相撲でも“花のサンパチ”なんて
よいキャッチフレーズで人気の力士が多かったし、
同世代が活躍するのは嬉しいものですね。
スポーツでは、10代~20代が活躍の中心、
30代になると、「よくやっているな!」と思い、
40代になると、鉄人の名誉ある称号を手にします。
でも次第に表舞台から少なくなっていくので、
工藤のような活躍を見ると、
自分のことの様に嬉しいものです。
毎日の努力は、並大抵の事ではないでしょう。

孔子の論語にある有名な、四十而不惑・・・
所謂、不惑の四十という名句ですが、
当時の平均寿命から察すれば、
惑っている場合ではないでしょうし、逆算で、
こうなるのでしょう。が、私も半ばに近くなると、
流石にそんないい訳も通用しなくなって、
“五十而知天命”この意味を考えなさいと言う、
天の声が聞こえて来そうなものである。
仕事でも、数々の責務が押し寄せる毎日で、
惑う時間も無いのだが、“途惑う”の意の様に、
ふと目を覚ましたときに方向を見失ってしまう、
という事にはなりかねないのである。
頑張らねばいけないのですね、まだまだ。
もう少しだけ楽に生きている人も居るのかもと、
ふと手を止めて辺りを見回してみますが、
そんな人見つけてしまうとサボりそうなので、
まだまだ!と、手を休めないようにするのです。

この辺にしましょう。
これは、サボって書いているのですから・・
やらなくてはいけない事満載なのですから・・・

雨、一路栃木2007/05/25 23:15

さて、朝6時に起きてさっさと用意!
前日は早く寝たかったのだが、無理・・・
仕事溜まると、また次に日が大変なので、
ガツガツやるが、一部片付けるのに精一杯。

仮眠状態で一路栃木県へ!
と、車で行こうと思ったが、雨で挫折。
オケのメンバーが乗るバスの時間に合わせ、
集合場所へ ゴー・・・
でもこれは正解。
なんたって寝られるのですからね。
私、前日まで行くところは茨城かと思っていたら、
栃木県でした。とは言え、県境の町々は、
どちらの県か良くわからない箇所が沢山ありますね。

雨で渋滞。
予定の時刻を大きく回ってしまいました。
間々あることですが、
学校公演は時間も無く、カツカツですから、
渋滞等は命取りです。
結局、90分を予定していたリハーサルは60分。
これですでに本番前1時間前ですから、
少し早く終わるくらいでないといけません。
でも、大丈夫。皆さん、でかしたプロですから、
リハ時間は少なくても本番はカッチリやってくれます。

100周年の記念行事としてのお祝い演奏会で、
オーケストラを呼んでくださるなんて、
とても嬉しいことです。
司会して指揮して、今日の天気で汗びっしょり!
でも、とてもよく聴いてくれる高校生でしたし、
お祝いに花を添えなくてはなりません。
充実した演奏会になりました。

沢山の体験の中でも、初めて見るもの聴くものは、
一生忘れないものですね。
忘れ得ぬ演奏会になってくだされば幸いなのです。

菌の闘争心2007/05/26 23:22

眩しい初夏の陽射しに歓声が包まれ、
青い空の下、赤と白の帽子が笑っています。
手書きの万国旗もなびきながら、
周りからは微笑ましい拍手で見守る親達。
互いにエールを送りながらも、
二手に分かれた小さな部隊は、
声の限り応援し、力の限り戦います。

見ていると、闘争本能を心の中に秘めているのか、
とてもスマートな頭脳戦が得意なようです。
騎馬戦では、合戦合図の太鼓がドンと鳴ると、
半分の騎馬は前に進みますが、
もう半分は示し合わせたかのように、
左右に散り、または後退しながら機を窺います。
なるほど、したたかな・・とは思いますが、、、。

昭和の子供は、闘争本能を剥き出しにして、
騎馬戦や棒引きなんて、危ない競技認定。
私は常に大喧嘩の中心で、先生が止めに入り、
そのあとは職員室で怒られる決りのコース。
でも、まっすぐに突っ込んで行って、
本能の趣くままに戦い、怒声と罵声の中、
傷だらけになって競技(?)したものですね。
考えると、現代はゲーム全盛、
戦略に長けた子供は沢山いますし、
駆け引きしながら勝利をおさめる術は、
オトナの比ではないのかもしれません。
冷静に、表情も崩さず、額に汗もかかずに、
相手の帽子を後ろからスルっと取る姿に感心しながら、
時代の流れも感じたものです。

夜は、相変わらず、M大オケのみんなと練習。

麻疹、流行っていますね。
大学は、軒並みの休講と学校閉鎖で、
サークル活動も自粛が増えていますが、
オーケストラ活動も出来ずに困っているそう。
これだけハイテク、デジタル全盛の世の中でも、
やはり強いのは、“菌”なのですね。
菌は人間に必需の愛おしい奴でありながら、
ひとたび表情を変えると猛威となる悪玉です。

で、私のスタジオで練習と相成りました。
練習後は、お食事会(聞こえが良い言い方)。
恒例(らしい)の、私のお誕生会も開いてもらい、
皆でしこたまビールを頂く宴会尽くし。
何十本消費したかわからないビールに、
ケーキやプレゼントも頂き感謝、感謝。
楽しい大塚の夜は更けていったのです。
みんな、ありがとう!
カウンター