偉大な指揮者 ― 2007/05/03 21:29

義父である三木稔の作曲したレクイエムは、
1963年に初演された。
もう44年も前であるが、
「ヴェラを悼む葬送の歌」というドイツの詩集
を原点に、素晴らしい日本語の詞となり、
名作は生れ落ちて行ったのである。
今日の演奏は、浅草混声合唱団の定期演奏会。
元は東京リーダーターフェルからの依頼の形で、
男声合唱用に書かれ長く演奏されたこの曲を、
改訂混声合唱版として日本初演する日でもあった。
伴奏はオリジナルのオケ版を、
ピアノとエレクトーンに改訂したものです。
エレクトーンの演奏は、オーケストラの様な音色、
繊細なピアノの響きからクレッシェンドも活用でき、
豪快なオーケストラの荘厳さも出せるのではないかと
思うほどの表現力です。
しかし、このレクイエムと合わせるためには、
もと工夫が必要ではないかとも思いましたが・・。
素晴らしいソリスト、また練習を積んだ合唱、
全ての方に大きな拍手を送るところですが、
特筆したいのは、指揮。
他の2つのレクイエムもあわせて、
これだけ上演されていながら、44年間、
一度も自分では振ったことが無かったらしいのです。
私は、この曲の魅力も難しさも解るつもりなので、
混声版への興味を大に、また指揮の心配もありながら、
椅子に背をつける事も無く聴いておりました。
身内ですから、褒め言葉を書いても仕方ないのですが、
指揮が素晴らしかった。
他で、幾度も指揮している姿は見ていますが、
こんな素晴らしい指揮は見たことがない位、
感動的な音楽を紡ぐ出す指揮姿でした。
私は心配どころか、不覚にも涙するほど感動し、
自分にはこんな指揮はできない・・・と、
脱帽どころか、年を経ることの素晴らしさ、れ
作品が時を過ごす事の大切さも学びました。
いつか私も演奏するのでしょうか?
この姿は、一生目に焼き付けようと思いながら、
父に労いの言葉をかけ、会場を後にしました。
長い間、不届き者ガイドのサボり癖で止まっていた、
All aboutのクラシックページの記事を更新しました。
実は本格始動はまだですが、とにかく更新したのです。
迷惑を掛けていた方にも、御免なさい!
楽しみにしてくださっている方、お待ちどう様でした!
記事はココから!
ゴールデンウイーク吉例になっている、
ラ・フォル・ジュルネ・オウ・ジャポンの特集です。
http://allabout.co.jp/entertainment/classicmusic/
1963年に初演された。
もう44年も前であるが、
「ヴェラを悼む葬送の歌」というドイツの詩集
を原点に、素晴らしい日本語の詞となり、
名作は生れ落ちて行ったのである。
今日の演奏は、浅草混声合唱団の定期演奏会。
元は東京リーダーターフェルからの依頼の形で、
男声合唱用に書かれ長く演奏されたこの曲を、
改訂混声合唱版として日本初演する日でもあった。
伴奏はオリジナルのオケ版を、
ピアノとエレクトーンに改訂したものです。
エレクトーンの演奏は、オーケストラの様な音色、
繊細なピアノの響きからクレッシェンドも活用でき、
豪快なオーケストラの荘厳さも出せるのではないかと
思うほどの表現力です。
しかし、このレクイエムと合わせるためには、
もと工夫が必要ではないかとも思いましたが・・。
素晴らしいソリスト、また練習を積んだ合唱、
全ての方に大きな拍手を送るところですが、
特筆したいのは、指揮。
他の2つのレクイエムもあわせて、
これだけ上演されていながら、44年間、
一度も自分では振ったことが無かったらしいのです。
私は、この曲の魅力も難しさも解るつもりなので、
混声版への興味を大に、また指揮の心配もありながら、
椅子に背をつける事も無く聴いておりました。
身内ですから、褒め言葉を書いても仕方ないのですが、
指揮が素晴らしかった。
他で、幾度も指揮している姿は見ていますが、
こんな素晴らしい指揮は見たことがない位、
感動的な音楽を紡ぐ出す指揮姿でした。
私は心配どころか、不覚にも涙するほど感動し、
自分にはこんな指揮はできない・・・と、
脱帽どころか、年を経ることの素晴らしさ、れ
作品が時を過ごす事の大切さも学びました。
いつか私も演奏するのでしょうか?
この姿は、一生目に焼き付けようと思いながら、
父に労いの言葉をかけ、会場を後にしました。
長い間、不届き者ガイドのサボり癖で止まっていた、
All aboutのクラシックページの記事を更新しました。
実は本格始動はまだですが、とにかく更新したのです。
迷惑を掛けていた方にも、御免なさい!
楽しみにしてくださっている方、お待ちどう様でした!
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ラ・フォル・ジュルネ・オウ・ジャポンの特集です。
http://allabout.co.jp/entertainment/classicmusic/
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