バクストン、誰?2006/07/06 23:35

2005年の春に、頗る丁寧な招待状をいただいた。
“国際ギルバート&サリヴァン・フェスティバル”

ほぅ、と、私は尊敬しているが、
英国で偉大過ぎなのか(?)、日本では不有名な、
演出家と音楽家のペアを讃える祭りがあるんだなぁ、
と、ロンドン・サヴォイ劇場を中心に、
14の作品を生み出した彼らを讃えるのだから、
ロンドン、もしくは郊外で開催なんだろうと、思ったら、、
更にとんでもない事だった。

「バクストン」って、書いてあるけどそれは何?

それは何処?ではない、何?である。

私はドイツに住んでいたが、英国に渡ったことがなく、
いや、例え行った事がある人でも知らない地名だろう。
有名本屋を何軒も巡り、ひたすら旅行ガイドを探したが、
何処にも書いていないのである。

これは、えらい事になってしまった!

ここが、バクストン探しの旅の入り口であった。

今では、オペラ「ミカド」の公演を成功させることより、
バクストンを知る事へ執着心が、
強いのではないかと思うほどである。

ソーシャル・ネットワーキングサイトのMixiで、
バクストン公演のコミュニティが賑わっています。

盛り上がっているうちに、
「私、バクストンに住んでいます!」
という人が現れた。 勿論日本人。

仰天しながら、いろいろ食事処情報等を聞くうち、
「私も、バクストンに住んでいます!」と、
二人目まで現れて、さらに仰天!

“バクストン”という名の長いトンネルに、
ようやく小さな陽が差し込んで来た感じだ。

いやぁ~、よかった、情報が集まってきた~、と、
喜んでいたら、更に、何気ないやり取りの間で
気候の話になった時、
「バクストン、イングランドの中で、
    一番標高が高いんですよ~」、っと・・・。
「えっ!?」
この一言で、私のボルテージは、
一気に高まり、当初のお題、
「バクストンって何?」の探求に、拍車がかかりました。

まだ出発までに時間ありますから、
このネタは小出しにさせていただきますが、
まず、「Buxton」の名で有名なのは、
テニスのウィンブルドン大会の
オフィシャルウォーター「Buxton」。
英国での地質学調査によると、
この水は5000年前の降水が、
地下1500mの層に育まれ湧き出ているのだ。

調べると、弱アルカリで、硬度200だから、
ウィスキー割るのに丁度良い硬さかな。

そう、水の町なのである。
さらに調べた。

バクストンの古代ローマ時代の名称は、
「Aquae Arnemetiae」で、
神聖な水と木立という意味の古いケルト語に近い。
この名称は約2500年前のものらしく、
このような泉と林と神聖さの結びつきは、
ブリテン島に広まったキリスト教のように、
数千の神聖な泉や井戸、渓流や島で、保持されている。

素晴らしいかな、水の町なのです。
これだけで、十分だが、更に面白い事も、
いろいろ発見! なのです。

が、続く・・・

写真は、バクストンのオペラハウス。
私達もここでやります。
多き過ぎず、素晴らしい!

この劇場の話も、またいずれ、

続く・・・
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