アイカサ2022/01/11 11:11

どうでも良い話というか、
音楽や公演などとは関係ない話で恐縮です。

昨年夏から「アイカサ」の会員になっていまして、
いわゆるサブスクリプション、サブスクです。
これは月額を支払うといつでも傘が借りられる
「相傘」というサービスシステムです。

最初に借りたのは数年前ですが、
このシステムの割と早い時代の利用者です。

仕組みは、駅などに置いてあるアイカサから
傘を「借りるか返す」という単純なことなのですが、
最初は利用時に都度借りていました。
70円で1日、24時間借りられるので、
突然の雨で急を要し駅で借りで家に帰って
翌日また駅に返すのが基本です。
遅延すると課金されますが上限でも月に480円です。
万が一無くしても弁済金も864円と安く、
月に1本ビニール傘を買ってしまうより良い。

さてこのビニール傘が問題。

アイカサで知ったのですが、日本中で年間8000万本も
ビニール傘が消費されているそうです。
私も確かに駅前でしょっちゅう買っていたし、
それ自体が紛失しても壊れてもあまり罪悪感がなかった。
でも8000万というこの数は尋常ではないですね・・・
資源や環境の問題はもとより、モラルとして。

現在は月280円の使い放題プランですが、
これが実に優れているのです。

同時に2本まで借りられる!

つまり置き傘として家に置いた上で、
通り雨などにあった時に駅や商業施設で1本借りられる。
利点を最大限に利用すると、例えば、
行く先にアイカサ設置がされているとわかっていれば、
家の最寄りの駅で傘の雨をふるい落とし傘を返す。
電車に乗って、行き先で新しくアイカサを借りる。

ほら!電車で長い傘の煩わしさがなく手ぶらです。
因みに、アプリで設置場所や残数なども確認できる。

今まで数百本の傘を無くして、壊して、忘れて来たので
無くしてしまったらどうしよう、弁済金は安くても
何度も無くしたら8000万本削減の利点も減ってしまう。

と思っていましたが、不思議なものです!
この数年傘を紛失させていない。

・・・当たり前ですか?

サブスクでレンタル権利を持っていても、
元々誰かの傘と考えると紛失させられないという
多少の賢者のモラルが働くのか不思議と無くさない。
あまり自慢するときっと無くす・・・。

とまぁ利点ばかりですが、
普段の利用範囲が私鉄が多く、
私鉄に設置場所が多いのが利用のきっかけです。
現在は駅や施設にも広がり様々な場所で借りられますが
この設置がもっと広がれば、
さらにビニール傘は減るに違いありません。
共用というのがコロナ禍で禁じ手になっていましたが、
それで良いものは割り切るのは正しいと思います。

時代も変わったというか、教わることも多いものです。

ご興味ある方は下記を!

アイカサ:
https://www.i-kasa.com
カウンター