祝す時を損なわず2018/04/03 23:09

母誕生日!
くっそ、祝う電話さえ掛けられず、
忙殺かい日常よ。

日常は自分自信と思ったが、
社会と時間が織り成す褒美よりも
オトナ時間の副作用みたいです。
毎日は、すでにドーピングに危機に
晒されるか如しですが、
泳いでやるさと贈る言葉。

いや大事なことは伝えるのですね。
母よ!おめでとう。
いつもでも元気であれ。

庭にクリスマスローズ
健気な姿ですよね。
謙虚な下向き。見習います。

明治期の再勉強2018/04/09 22:38

最近の旅のお共はこんな本。

日々日常となっている神奈川方面に出掛けると
色々なルーツに出くわしますが、
今年の明治維新から150年の節目に
もう一度西洋事始めを
陸上げ時からさらっておこうと思います。

先日、神奈川歴史博士の学芸員様と話した時に
ペリー総督が琉球にも上陸し
軍楽隊を鳴らした話を聞きました。
五音階、それも琉球音階しか知らない島民は、
城から漏れ聴こえる奇異な音に
どれだけ恐れ慄いたか想像すると、
音エネルギーの熱量は
相当な火薬に匹敵しただろうと思い、
五感の既成概念を消し去る勇気も
また明治維新だったかと納得です

クラシックばかりではなく、ロックやジャズ、
流行の歌謡曲に至るまで、
説得力ある音楽エネルギーは
西洋の合理的な楽理が基本ですので、
音楽文化の発展は明治期の西洋音楽導入に由来です。
そしてそもそも何処で誰がどの様に普及に尽力し
汗をかきながら演奏会などを実践したか、
此処を勉強する事は、
大正昭和平成そして未来になっても
私たちは知る責任があり、
先人の尽力に感謝をしなくてはならないのですね。

まぁ難しい事は抜きにして
ゆっくり明治文化に気を馳せて
耽るのもそう悪く無いのです。

そしてこの本、
この方 徳川頼貞 様
殿様に対してではなく
敬意を表しての様であるのです。
徳川と聞くて放っておけない
ミーハー、ブランド好きなのではなくて、
力の権力の戦国時代ではない、
経済と政界の力が明治期に働きかけた
文明開化は凄まじく、
現在の私たちの生活の底辺にもあるような
基礎がそこにはあります。
音楽、芸術分野でも然り、
日常には無かった文化を持ち込む勇気には
必ずや経済力も必要だったのですから、
頼貞の活躍には感謝をしなければならない。

今まで知っていた事から、
知っていた気になっていた事、
何度か読んでもどうも関係がわからなかった人物、
そんな事に合点がいくナルホド本です。
次の年号が来て浮かれた世の中になる前に、
明治期を頭に叩き込んでおきたいものです。

「音楽の殿様」
村上紀史郎著
藤原書店

四六上製 352ページ
ISBN-13: 9784894348622
刊行日: 2012/06

多忙な新年度2018/04/17 22:03

いろいろと新年度という切り替え時が
忙しいですね・・。
いろんな事を請け負っているのもありますが、
心してかからないとマズイと本当に思うのです。

さて、神奈川の職場では
様々な場面で話をしなくてはならず、
音楽の知識や現場を渡る方法だけではない
皆さんに満足をしていただかなくてはいけないという
実しやかに重要なミッションでもあります。

公演との関連で講座に少しでます。
朝日カルチャーの横浜での講座です。
「作曲家プロコフィエフと横浜」というタイトルでの
オーケストラ定期公演連動企画です。
https://www.asahiculture.jp/yokohama/course/a9395859-a50b-a633-5f40-5ac724ce75f4

1918年というのは、4年間に亘る悪夢のような
第一次世界大戦が終戦になったという年であり、
私はクラシック音楽が終わった時代と思っています。
現代に通じる音楽への門が開いた共いうでしょうが
いずれにせよ戦争で世の中も文化も芸術も
世界中で一変した事に変わりないのが100年前。

こんな百年前は大正6年。
明治期における文明開化の花が開く時代でもあります。
東京にも明治末期から西洋芸術を実施する劇場、
教育する機関などが順にできますが、
文化の陸揚げといえばやはり神奈川、横浜でもあります。
外国人居留地での様々な文化披露こそ日本への紹介であり
5つしか音のない日本の音楽から、
あと2つを輸入してモダンな7音の音楽が
日常になった時代でした。

そんな1918年にロシアから亡命した
セルゲイ・プロコフィエフが日本に滞在します。
その後は南米に渡る予定の2ヶ月間ですが、
確かにプロコは日本にいたのです。

・・・そんな話を、
横浜の歴史に詳しい先生と、
プロコフィエフの音楽の実演に囲まれて、
少しお話もさせていただく次第です。
興味おありの方は是非おいでください。
お待ち申し上げます。

LFJ Tokyo2018プレフェス・ア・コマエ2018/04/27 13:13

明日28日(土)と
明後日29日(日)です。

LFJ Tokyo2018プレフェス・ア・コマエ
正確に書くと・・・
ラ・フォル・ジュルネTokyo2018プレフェス・ア・コマエ

なっがいですね・・
https://www.city.komae.tokyo.jp/events/index.cfm/detail.4.91656.html

私は色々と紹介と整えの係ですので、
あちこちフラフラとしながら
関係先に挨拶しています。

街をあげてのお祭りですので、
音楽も、食事も、
そして人が集う楽しさを
味わってほしいものです。

お待ち申し上げます。
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