バレエリハーサル2015/09/18 08:10

来週の大きな舞台に向けて、
わたしも下見をさせていただきながら、
詳細をスタッフと詰めたり、
ダンサーと会話をしながらコンタクト。
楽しくも気が抜けない時間です。

何度も演奏しているDon Quixote
ではありますが、
この演目は音楽家にとっては本当に罪・・・。
なにせ鉄板という譜面の出版がなく、
毎回譜面も違えば演出も変わる。
それだけ台本が安定していないのでしょうし、
伝説的なストーリーゆえの楽しさが
演出と娯楽性の余地を残すので、
新しい奇抜に取り組みやすいのでしょう。

でも、、それが大変・・・。

毎回読みなおすスコア。
40数曲のナンバーを詳細に見ながら、
テンポと音楽の関係を生み出し、
しかし演出家、ダンサーの希望に応える。

・・・ううむ、頑張ろう。
と毎回思うのは↑この話ではなく、
・・・ダイエット。

ダンサーの鍛え上げた体を見るたびに、
自分の堕落した肢体に愕然です。
比べる対象が悪いのですが、
このくらい自分に刺激的な刺激も
なかなかないものです。
マシンや食事、サプリメントで
作った身体ではない、
生身をダンスで鍛え上げながら
出来上がる柔らかい筋肉の躍動は、
男性女性分け隔てなく美しいものです。

年間何度も思うのだが、
比較の対象が数キロ離れると、
凡人の感覚に戻ってしまいます。

いやそれではいけない・・・
この秋は少し頑張ろう。
と、公演とは関係のないところで、
影響を受けて闘志を燃やします。
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