Blast 体験2014/08/07 23:26

Blast ご存知ですか?

金管楽器と打楽器奏者、
加えてパフォーマーが入っての、
ステージショーのアメリカのグループです。

アメリカで発足して、
2003年の初来日以来今年が11年目。
ようやく見に行くことができました。

基本的にはステージドリルを中心として、
音楽+パフォーマンスで魅せる演奏。
基本的に演奏家として成り立たないと
聴かす事ができないのですが、
全ての演者が演奏技術が相当高く、
音楽家+パフォーマーというスタンスに
徹している質の高さが、
評価とリピーターの支持される理由です。

こういう種類のステージパフォーマンスで、
特に生の楽器を多用していると、
どのように技術的に解決させているかが、
特に興味深いものです。
PAとは言っても元々の管楽器の良さがあり、
1つ間違えると安っぽいショーにもなります。
でもPAもミックスも十分考えられ、
さらに打ち込みのリズムも合理的に使用して、
誰が何処にいても、全体のアンサンブルは
決して乱れない工夫もありました。
あらゆる打楽器を駆使して、
たった5人の奏者は上と下を行き来して、
舞台を盛り上げます。
マーチングの真骨頂である担いでの演奏も、
据え置きの演奏でも一糸乱れぬリズムが
Blastの生命線でもあり要ですね。
ずっと活躍しているもうベテランの
打楽器の石川さんの即興性も十分面白く、
彼が他の外国人奏者を牽引しているのは、
とてもうれしく頼もしかった。

このBlastでは初年より、
三木 稔<Marimba Spiritual>が演奏され
マリンバと打楽器奏者のアンサンブルが、
ショーの最後を締めくくります。

この関係から聴かせて頂いたのですが、
全世界で年間通じて演奏されている曲は、
興奮の坩堝に落とし込む最大のマジック。
目と耳で楽しませながらも、
「打つ」「吹く」という原始的な奏法の
管打楽器に相応しい地球の大地の響きは、
この曲を続けてくださる意味と重なり、
とても嬉しかったのです。

お客様の拍手がひときわ大きかった。

管楽器奏者という看板を外して久しいですが、
こういうアンサンブルは、
同じ釜の飯を喰わないと共鳴できないもので、
そんないくつモノ時代と仲間を思い出し、
少しセンチメンタルにもなる始末。

全国ツァーですからコンディション管理も大変。
いまや3人在籍する日本人の方々は、
日本中、何処に言っても人気者でしょう。
素晴らしいBlast !
またしばらくしたら行きたくなる、
体験しておきたくなる素晴らしい舞台でした。
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