毎日が舞台

来週のバレエ公演が近づき、
バレエ団のリハーサルでは皆の
目の色が段々と変わってきます。
私もしかり。
今日はスタッフ総出の総見でしたので、
いくつかのスタッフ間のやり取りもできて、
収穫もありながら変更も知る。
揺られながら進み、
最後は揺ぎ無く寄港するのが毎回の方法。
バレエと音楽とスタッフは、
多少の原語の違いをカバー仕合ながら、
大詰めに向かう少し手前ですね。

稽古は録音やピアノですが、
音を出すのは生のオケなので、
真ん中に立つ私が全て把握することが大事。
再演作品では更に熟成させた音楽、
新作では新鮮な輝きのドラマを聴かせたい。
限られた時間の中で如何に合理的に
リハーサルとＧＰを進めるかが、
とても大切になってきます。
公演本番から全て逆差しながら、
譜面を見て舞台を考えて、
演奏者心理をまでを想定しています。