五臓六腑2012/02/24 23:09

水曜、木曜とオケのリハーサルも終了し、
バレエ団のリハの再確認で劇場へ。
素晴らしいオケ譜面を興してくださった
井上君に心から感謝しています。

オペラでもバレエでもそうなのですが、
長い期間を稽古場で過ごした後、
美術や照明のプランに沿った
セッティングがなされている
劇場の舞台に出ると嬉しいものです。

音楽もそうであって、
ピアノ、または録音による稽古は、
出演者を肉体的にも精神的にも
一歩一歩公演に近づけていくが、
次第に張り詰めてくるものなので、
オケとの合わせは嬉しいものです。

こういった緊張や不安、また期待が、
舞台に出たときに体の中の想像と
一体化することが、
腑に落ちるということでしょうし、
劇場を使える短い時間の中で、
自分のものにしていくのが大変です。

音楽はリッカルド・ドリゴという
知っているようで知られていない
作曲家を紐解くには十分な演目。
2日間のリハで彼の楽しさ、
気難しさも体験しております。
ここからは私の大仕事ですが、
よい公演にしなくてはなりません。

明日、明後日の公演になりました。
方々から期待されている公演で、
ほぼ完売らしくこれも嬉しいことです。
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