町屋12011/10/24 23:09

本日から劇場での稽古です。
町屋の駅前は下町風情ながら、
駅直結の駅ビル上階ホールは、
便利この上ないです。
特上なホールではなくとも、
こういうモノを建設させた決定力に
感心させられます。

2ヶ月小さなスタジオに篭って
稽古三昧の日々でしたが、
脱出して大きな空間へ。
ストレス溜まるぐらい人口密度が
高かったスタジオなので、
皆さん広くて嬉しそうです。
でもこの3日間が勝負ですから、
みっちり稽古。
しかしシングルキャストですから、
歌手にとっては、
体調と喉のケアも最優先課題です。

喜歌劇、オペレッタの類は、
台詞の量がハンパ無いですから、
慣れていない方は調子を崩し易いです。
歌うときと芝居の時の準備が違い、
台詞で負担を強いることもあるのです。
そんな事も心配しながらでしたが、
皆さん自分のペースでやって欲しい。
公演の日が良くないと台無しに
なってしまいますから。
集中力と休息のスイッチが大切。

相変わらず私は真ん中に居ません。
指揮者はセンターと思う方も多いですが、
あれほど邪魔な存在も無いものです。
要らなくて出来るならそれがいい。
歌と楽器のアンサンブルが基本ですし、
私は保険でありビタミン剤のような存在。
それでよいのです。
譜面台越しに稽古を眺めつつ、
お客さんの反応も見られる、
こういう斜めの位置は悪くないのです。

移動して夜は学生オケの指導。
来月被災地にボランティアに行きたく、
その企画を皆と詰めています。
こういう事も大切な人生活動。
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