聴覚酒 ― 2011/10/05 23:34
朝から様々な事務処理と
溜まっていた雑務に加え、
差し迫っている公演の編曲など、
座りっぱなしで夕方まで。
途中で某楽器を練習しようと出したが、
電話対応に追われ出しっ放しのみ。
外が雨の日は自転車に乗れず、
時間があるときには悶々としますが、
仕方無しと諦めて、
黙々と机に向かうのが正解です。
夜は友人に会いに新宿へ。
数ヶ月振りのゆっくり会話で、
どこに行こうかと技の出し合い。
共通項は“葉巻”なので、
当然カウンターバー店選択です。
私が「ジャズ演奏の大箱老舗」なら、
彼は「映画音楽と日本ウヰスキー」と
洒落た提案をして来たので、
迷わずそちらにチェックイン。
西口徒歩数分なのですが、
新しいビルの3階で、
開店5年にしては何故か、
居心地のよい鄙びた様子の印象。
不思議な空間と笑顔のマスター。
互いの健康にエールをおくり、
注文と言うところから、
店の全容が明らかになる。
あちこちのバーに行きますが、
私は大抵ラム酒かバーボンなので、
カウンター正面下手(左)に目が行く。
(何故かラム酒は下手が多いのです)
ですが店のそこには英国モノの
一般受けするモルトウィスキーたち。
あれ?と思い正面に視線を移すと、
9割は日本ウヰスキー(←こういう感じ)。
大手老舗のブランドラベルから、
熟成モノ、各地蔵元の蒸留酒など、
面白い品揃えに舌鼓です。
でもこの店の楽しいのはここから。
マスターの趣味で集められた
映画音楽のサウンドトラック
1000曲以上がハードディスクに鎮座。
新旧、洋邦含めて様々な曲が
リクエスト表にてオーダーで聴ける。
店内はデザインされたものでした。
映画美術の巨匠にお願いし、
60年代の酒場のイメージで、
壁から梁からドアまで拘り、
居心地のよいスペースを造っていた。
ナルホドである。
日本の古き懐かしい酒を嗅ぎ、
幼ない頃に見た名画の音楽を聴く。
聴覚の娯楽は世に沢山あれど、
これに臭覚と味覚が備わり、
店の雰囲気に触発されると、
何故だか涙腺が緩む方が続出らしい。
いや素晴らしい120点の店でした。
場所?店名?私に聞いてください。
写真は昨日の自転車と某テラス。
溜まっていた雑務に加え、
差し迫っている公演の編曲など、
座りっぱなしで夕方まで。
途中で某楽器を練習しようと出したが、
電話対応に追われ出しっ放しのみ。
外が雨の日は自転車に乗れず、
時間があるときには悶々としますが、
仕方無しと諦めて、
黙々と机に向かうのが正解です。
夜は友人に会いに新宿へ。
数ヶ月振りのゆっくり会話で、
どこに行こうかと技の出し合い。
共通項は“葉巻”なので、
当然カウンターバー店選択です。
私が「ジャズ演奏の大箱老舗」なら、
彼は「映画音楽と日本ウヰスキー」と
洒落た提案をして来たので、
迷わずそちらにチェックイン。
西口徒歩数分なのですが、
新しいビルの3階で、
開店5年にしては何故か、
居心地のよい鄙びた様子の印象。
不思議な空間と笑顔のマスター。
互いの健康にエールをおくり、
注文と言うところから、
店の全容が明らかになる。
あちこちのバーに行きますが、
私は大抵ラム酒かバーボンなので、
カウンター正面下手(左)に目が行く。
(何故かラム酒は下手が多いのです)
ですが店のそこには英国モノの
一般受けするモルトウィスキーたち。
あれ?と思い正面に視線を移すと、
9割は日本ウヰスキー(←こういう感じ)。
大手老舗のブランドラベルから、
熟成モノ、各地蔵元の蒸留酒など、
面白い品揃えに舌鼓です。
でもこの店の楽しいのはここから。
マスターの趣味で集められた
映画音楽のサウンドトラック
1000曲以上がハードディスクに鎮座。
新旧、洋邦含めて様々な曲が
リクエスト表にてオーダーで聴ける。
店内はデザインされたものでした。
映画美術の巨匠にお願いし、
60年代の酒場のイメージで、
壁から梁からドアまで拘り、
居心地のよいスペースを造っていた。
ナルホドである。
日本の古き懐かしい酒を嗅ぎ、
幼ない頃に見た名画の音楽を聴く。
聴覚の娯楽は世に沢山あれど、
これに臭覚と味覚が備わり、
店の雰囲気に触発されると、
何故だか涙腺が緩む方が続出らしい。
いや素晴らしい120点の店でした。
場所?店名?私に聞いてください。
写真は昨日の自転車と某テラス。
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