藤棚2011/05/15 23:37

松本通いも習慣化して来ました。
2週前は花粉が酷かったのに、
こちらも少し収拾してきた様子。
でも電車で山梨県も終わる頃、
鼻がムズムズとしてくしゃみ。
ヒノキ花粉が残っているのか、
アレルギー体質には辛い。

オーケストラの練習は、
いつも全員でやるわけでもない。
今日も弦楽器分奏だったのですが、
この練習は大変大事なのです。
全員で練習していても、
書いてある音符の数が違うので、
弦楽器は負担を強いられます。
ですから練習時間も多く割き、
解決しながら進みたいものです。
然しそうすると管楽器の方々は、
自然と待ち時間が長くなる。
この執拗な弦楽器責めが始まると、
管楽器諸氏の行動は決まっています。
とりあえず楽器を下に置き、
腕組みをして状況を見守る。
次に長期戦を覚悟すると、
椅子にドップリ腰掛け直して、
何故出来ないのかと眉をしかめる。
しかし次第に意識も朦朧として、
望んでもいない欠伸が出たりする。
こうなると次に音が必要な時にも
集中力を欠いていくので、
折角の練習は台無しになる・・・。
これは典型的なバッドケースです。
ですからこうならないためにも、
弦楽器に割くことが出来る時間は、
決まっているのです。

分奏では重箱の隅も多少突いて、
しかし問題点の発展的解消をして、
難しい部分には同情を重ねたりする。
そうやって弦楽器の方々の心に
1歩ずつ近づいていくことは、
上達には欠かせない指揮者の役目、か?
オケとは巨大な町の様なものですから、
地域集会をすることは大切なのです。
有意義な分奏でした。

宿泊ホテルの前の公園、
立派な藤棚は満開なのでした。
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