年男 ― 2011/01/01 23:50

あけましておめでとうございます。
ブログで5回目の御挨拶ですが、
ただ時計の針が進むだけなのに、
気持ちが入れ替わる、いや、
入れ替えることの出来る年始は、
大切な時節ですね。
毎年、正月と1年の半分の誕生日に
抱負と抱負の修正をしますが、
これも連続した毎日のようで、
大事な一年の計です。
慌しく過ぎ去る毎年ですが、
時代は確実に動き、年齢も重ねます。
同じことの繰り返しをしていないで、
前に進む事を考えていますが、
気づかないうちに進歩していると、
願いたいばかり。
過去の遺産を清算するように
活動する西洋音楽演奏家ですが、
常に新しい時代を創造しなくては
いけないと思っております。
現代という社会と演奏活動が離れ、
将来発刊される音楽史の行間に
埋没してしまうような人生は、
毎日身を粉にしている演奏家は、
望んではいないはずです。
演奏家が単純再現家、歴史の証人、
高飛車な再生機になるのなら、
いっそのこと未来の文化試作品で
ある方がよっぽど面白いかと思う。
音楽文化が未来を変える可能性は
どこにあるのか、
芸術で人間は幸せを感じる事が
できるのかどうか、
こんなことを思う次第です。
昨年、健康に感謝した仕事もあり、
体は大事とつくづく思いました。
もう20何年も受けたことがない、
健康診断という裁定を受診しようかと、
思う今年ですし、
昭和一桁に生まれた4人の両親も、
大切にしたいと心から思います。
そう平穏無事でありながら、
仕事に関してはほんのつま先だけ、
前のめりに参ろうと、
そんな元旦を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします。
ブログで5回目の御挨拶ですが、
ただ時計の針が進むだけなのに、
気持ちが入れ替わる、いや、
入れ替えることの出来る年始は、
大切な時節ですね。
毎年、正月と1年の半分の誕生日に
抱負と抱負の修正をしますが、
これも連続した毎日のようで、
大事な一年の計です。
慌しく過ぎ去る毎年ですが、
時代は確実に動き、年齢も重ねます。
同じことの繰り返しをしていないで、
前に進む事を考えていますが、
気づかないうちに進歩していると、
願いたいばかり。
過去の遺産を清算するように
活動する西洋音楽演奏家ですが、
常に新しい時代を創造しなくては
いけないと思っております。
現代という社会と演奏活動が離れ、
将来発刊される音楽史の行間に
埋没してしまうような人生は、
毎日身を粉にしている演奏家は、
望んではいないはずです。
演奏家が単純再現家、歴史の証人、
高飛車な再生機になるのなら、
いっそのこと未来の文化試作品で
ある方がよっぽど面白いかと思う。
音楽文化が未来を変える可能性は
どこにあるのか、
芸術で人間は幸せを感じる事が
できるのかどうか、
こんなことを思う次第です。
昨年、健康に感謝した仕事もあり、
体は大事とつくづく思いました。
もう20何年も受けたことがない、
健康診断という裁定を受診しようかと、
思う今年ですし、
昭和一桁に生まれた4人の両親も、
大切にしたいと心から思います。
そう平穏無事でありながら、
仕事に関してはほんのつま先だけ、
前のめりに参ろうと、
そんな元旦を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします。
仕事初め ― 2011/01/04 23:07
お正月の3日間は、
どうにかゆっくりさせて頂いて、
毎年の恒例になっている集まり、
御挨拶に明け暮れ、
お陰で少々太り気味・・・。
しかし仕事は休まず追いかけて
やって来るもので、
3日休んだ分だけのしかかるのです。
というわけで仕事初め。
15日の公演の稽古が本格化して、
早速振り付けの稽古です。
歌手の皆さん、
12月29日まで一緒でしたから、
新年も、明けましても関係なく、
数日振りの再会で、
一気に本気モードに突入。
こんな予定組みでもしないと
集まれない忙しい方々ですが、
こうして一緒に稽古できるのは、
楽しい方々です。
1月15日は、
みなとみらい小ホールで、
三木稔作曲<のはらうた>と、
<べろ出しチョンマ>の2本立て。
2本の上演で「のはらのファンタジー」
と非常に心温まる舞台になっています。
子供向けかと思うと、
大人もみな涙してしまう、
<べろ出しチョンマ>は、
バリトンの歌語りと箏のソロ。
たった2人で織り成す民話は、
三木作品の歌楽(からく)として、
長年愛されていますが、
今回御一緒のバリトン境さんは、
この演目を400回も演じている。
たぶん現在ではこの方の上演が、
もっとも熟しているだろうと、
三木先生のお墨付きでもあります。
この前半30分の上演後、
第二部<のはらうた>は50分の上演。
四季折々の朝から夜までの野原、
太陽から雨、草や木、大空や海までも
全てはのはらを中心に目で見て、
肌で感じて心で想像する野原。
美しく、力強い万象を、
工藤直子さんの言葉が綴ります。
そして音楽は、
どれも楽しく、少し怖くて、
とても温もり深い音のお祭り。
たくさんの方にいらして頂きたい、
聴けるようで機会少ない公演です!
また報告、宣伝します。
どうにかゆっくりさせて頂いて、
毎年の恒例になっている集まり、
御挨拶に明け暮れ、
お陰で少々太り気味・・・。
しかし仕事は休まず追いかけて
やって来るもので、
3日休んだ分だけのしかかるのです。
というわけで仕事初め。
15日の公演の稽古が本格化して、
早速振り付けの稽古です。
歌手の皆さん、
12月29日まで一緒でしたから、
新年も、明けましても関係なく、
数日振りの再会で、
一気に本気モードに突入。
こんな予定組みでもしないと
集まれない忙しい方々ですが、
こうして一緒に稽古できるのは、
楽しい方々です。
1月15日は、
みなとみらい小ホールで、
三木稔作曲<のはらうた>と、
<べろ出しチョンマ>の2本立て。
2本の上演で「のはらのファンタジー」
と非常に心温まる舞台になっています。
子供向けかと思うと、
大人もみな涙してしまう、
<べろ出しチョンマ>は、
バリトンの歌語りと箏のソロ。
たった2人で織り成す民話は、
三木作品の歌楽(からく)として、
長年愛されていますが、
今回御一緒のバリトン境さんは、
この演目を400回も演じている。
たぶん現在ではこの方の上演が、
もっとも熟しているだろうと、
三木先生のお墨付きでもあります。
この前半30分の上演後、
第二部<のはらうた>は50分の上演。
四季折々の朝から夜までの野原、
太陽から雨、草や木、大空や海までも
全てはのはらを中心に目で見て、
肌で感じて心で想像する野原。
美しく、力強い万象を、
工藤直子さんの言葉が綴ります。
そして音楽は、
どれも楽しく、少し怖くて、
とても温もり深い音のお祭り。
たくさんの方にいらして頂きたい、
聴けるようで機会少ない公演です!
また報告、宣伝します。
駄筆師 ― 2011/01/05 15:23
毎回の稽古に追われ、
公演の準備に勤しむ毎日です。
が、書かなければならない原稿が、
少々溜まっております。
音楽家ですから、
演奏家でも音符は書きますし、
これは何でもない。
しかし原稿ってモノは、
小学生時から書くのが苦手だった。
「きのうぼくは、」と書いた一文は
先に進む気配もなかったし、
夏休みの3冊分の読書感想文は、
粗筋見て書いた2冊の空想なら
先に書き上げられるのであった。
つまりきっとこういうことだ。
自分の言葉で書こうとすると、
心を裸にさらけ出すのが恥ずかしく、
隠そうとする意識から虚勢を張り、
覚えの無いエェカッコしいとなり、
次に何を着て良いのか解らない。
この図式は作文でも、
読書感想文でも然りであった。
書くこと避けての十数年でしたが、
ベルリン在住時代だけは違った。
20代半ばの男子、寂しさからか、
誰に出すとも決めないで、
Guten Tag!と書き出して、
今日の出来事、ドイツ人の様子、
音楽の話から料理の成果まで、
散々綴っておいてから
最後に宛名を決めて投函。
年間100通は日本行きの封書を
出し続けていたはず。
ページ破って郵送した日記の如く、
出来上がりは悪筆も手伝い、
受け取った方は解読に一苦労、
だったに違いない(失礼した)。
最近はブログのお陰もあり、
書くのは嫌ではないですが、
生粋のエェカッコしい体質は
まったく改善しておらず、
駄文の癖に時間だけかける、
町内一の妄想文筆の巨匠である。
でも今日1つ書き上げたので、
差し迫ったのはあと2つ。
写真はコロッケ!
家人が作って親戚も巻き込んで
正月に大層食べましたが、
静岡S口リーダーが贈ってくれた、
産地の海老芋のコロッケ。
余りに美味で写真でパシャリ。
ありがとう。
公演の準備に勤しむ毎日です。
が、書かなければならない原稿が、
少々溜まっております。
音楽家ですから、
演奏家でも音符は書きますし、
これは何でもない。
しかし原稿ってモノは、
小学生時から書くのが苦手だった。
「きのうぼくは、」と書いた一文は
先に進む気配もなかったし、
夏休みの3冊分の読書感想文は、
粗筋見て書いた2冊の空想なら
先に書き上げられるのであった。
つまりきっとこういうことだ。
自分の言葉で書こうとすると、
心を裸にさらけ出すのが恥ずかしく、
隠そうとする意識から虚勢を張り、
覚えの無いエェカッコしいとなり、
次に何を着て良いのか解らない。
この図式は作文でも、
読書感想文でも然りであった。
書くこと避けての十数年でしたが、
ベルリン在住時代だけは違った。
20代半ばの男子、寂しさからか、
誰に出すとも決めないで、
Guten Tag!と書き出して、
今日の出来事、ドイツ人の様子、
音楽の話から料理の成果まで、
散々綴っておいてから
最後に宛名を決めて投函。
年間100通は日本行きの封書を
出し続けていたはず。
ページ破って郵送した日記の如く、
出来上がりは悪筆も手伝い、
受け取った方は解読に一苦労、
だったに違いない(失礼した)。
最近はブログのお陰もあり、
書くのは嫌ではないですが、
生粋のエェカッコしい体質は
まったく改善しておらず、
駄文の癖に時間だけかける、
町内一の妄想文筆の巨匠である。
でも今日1つ書き上げたので、
差し迫ったのはあと2つ。
写真はコロッケ!
家人が作って親戚も巻き込んで
正月に大層食べましたが、
静岡S口リーダーが贈ってくれた、
産地の海老芋のコロッケ。
余りに美味で写真でパシャリ。
ありがとう。
年賀状 ― 2011/01/06 09:46

元旦以来、たくさんの年賀状を
方々から頂いて恐縮しております。
例年なら少なくとも年明けには
(これが既に十分遅いのだが)
投函しているのですが、
今年は年末年始があまりに慌しく、
ようやく今日になり、返信も含め、
投函している次第です!
心の底から謹賀新年!
この気持ちに偽りはなく、
年賀状に目を通しながら、
皆さんに語りかけています。
親類縁者はもとより、
懐かしい方、相変わらずな友、
結婚して新居を構えた輩、
いつの間にか結婚どころか、
3人の連名になっている人!
全ての方々にエールを送り、
感謝をしながら、
気の利いた一言も書けませんが、
遅れた年賀状本日投函します。
少しだけお待ちください。
まもなく到着します。
方々から頂いて恐縮しております。
例年なら少なくとも年明けには
(これが既に十分遅いのだが)
投函しているのですが、
今年は年末年始があまりに慌しく、
ようやく今日になり、返信も含め、
投函している次第です!
心の底から謹賀新年!
この気持ちに偽りはなく、
年賀状に目を通しながら、
皆さんに語りかけています。
親類縁者はもとより、
懐かしい方、相変わらずな友、
結婚して新居を構えた輩、
いつの間にか結婚どころか、
3人の連名になっている人!
全ての方々にエールを送り、
感謝をしながら、
気の利いた一言も書けませんが、
遅れた年賀状本日投函します。
少しだけお待ちください。
まもなく到着します。
サンマーメン ― 2011/01/08 23:44

本日はヘトヘト。
週末は大抵休みではなく、
オペラ関係の稽古が込んでくると、
アマチュアオケのリハーサルと、
大層重なり合い大忙しです。
午前9時過ぎには両国の駅。
摩訶不思議な古式ゆかしき
区立施設で練習でした。
ここは良くお借りするのですが、
1年ほど前に改装するまでは、
練習ホールが電気も雰囲気も暗く、
どんなに楽しい曲やっても、
気が滅入る状態の部屋でした。
しかし今は壁紙も張替え、
電気も蛍光灯の数を増やして、
明るい部屋になりました。
そんな部屋で、朝から夕方まで、
みんなと練習三昧は、
最後はヘロヘロでしたが、
すぐに横浜に移動。
15日公演の稽古も引越しです。
みなとみらいのリハーサル室を
お借りする事ができて、
ありがたいものです。
狭い大塚のスタジオから、
実寸の稽古場に移動して、
本日は出演者、演奏家、
全員揃い踏みでした。
振り付けも再考しながら、
様々有意義な内容で、
益々楽しみな公演になりました。
15日14時開演、
横浜がお近くの方も、
そうでもない方も、
三木作品ファンの方々も、
出演者のファンの方々も、
皆さん、お待ちしています。
写真、知っていますか?
サンマーメンです。
先日に引き続き昼食で入った
練習場所近くの中華屋ですが、
サンマーメンは横浜発らしく、
ここのメニューにあるのが謎。
Y岸君と並んで食べましたが、
その後ろにはあまりにも自由に
店内に放し飼いの猫・・・。
両国、サンマーメン、猫・・・
不思議な店なのです。
週末は大抵休みではなく、
オペラ関係の稽古が込んでくると、
アマチュアオケのリハーサルと、
大層重なり合い大忙しです。
午前9時過ぎには両国の駅。
摩訶不思議な古式ゆかしき
区立施設で練習でした。
ここは良くお借りするのですが、
1年ほど前に改装するまでは、
練習ホールが電気も雰囲気も暗く、
どんなに楽しい曲やっても、
気が滅入る状態の部屋でした。
しかし今は壁紙も張替え、
電気も蛍光灯の数を増やして、
明るい部屋になりました。
そんな部屋で、朝から夕方まで、
みんなと練習三昧は、
最後はヘロヘロでしたが、
すぐに横浜に移動。
15日公演の稽古も引越しです。
みなとみらいのリハーサル室を
お借りする事ができて、
ありがたいものです。
狭い大塚のスタジオから、
実寸の稽古場に移動して、
本日は出演者、演奏家、
全員揃い踏みでした。
振り付けも再考しながら、
様々有意義な内容で、
益々楽しみな公演になりました。
15日14時開演、
横浜がお近くの方も、
そうでもない方も、
三木作品ファンの方々も、
出演者のファンの方々も、
皆さん、お待ちしています。
写真、知っていますか?
サンマーメンです。
先日に引き続き昼食で入った
練習場所近くの中華屋ですが、
サンマーメンは横浜発らしく、
ここのメニューにあるのが謎。
Y岸君と並んで食べましたが、
その後ろにはあまりにも自由に
店内に放し飼いの猫・・・。
両国、サンマーメン、猫・・・
不思議な店なのです。
iBone ― 2011/01/10 23:52

本日も横浜で稽古。
大きな部屋は助かります。
朝一で舞台美術を積み込み出発。
この日のために処分せずに
保管しておいた道具類が生きます。
大小のパネルやら、切り株やら、
様々持ち込んでセットしてみると、
歌手の立ち位置から、
ダンサーのアクティングエリアまで、
気になるものですし、
美術を飾った実寸の稽古が出来て、
判る事が多いものです。
いや、本当にありがたい。
あと数回の稽古で公演です。
皆さん、がんばりましょう!
i-pod用の面白いアプリを発見。
実は他の音楽アプリを見ていて、
発見したのですが、
iBone(アイボーン)という代物。
まさしく名前のとおり、
i-pod(i-pad,i-phoneでも同じ)で、
トロンボーンを演奏できます。
???でしょうが、本当に面白い。
金管楽器は7つの管の長さと、
倍音の原理を生かした音の高さの
組み合わせで音列をつくります。
トロンボーンも原理は一緒ですが、
音を引きずりながら演奏できるので、
スラーや微妙なビブラートなど
特徴的な音楽表現が可能です。
i-podの画面を指で引きずると、
スライドが動き音が変わり、
縦に動かすと倍音の違いがでるので、
演奏する時に考えている事を、
指でなぞることができるのです。
しかも泣かせるのが、
デモソングが数曲入っていて、
キラキラ星、グリーンスリーブスと、
有名曲を一緒に演奏できる。
スライド順番も先導してくれるので、
初心者(?)も演奏できるのである。
でも<ワルキューレの騎行>なんてあり、
あまりにもリアルすぎて怖い・・・。
遊び半分でいじっていたが、
あまりに楽しいので、
これは相当はまりそうである。
しかもipod内の音楽鳴らしながら、
一緒に演奏できるではないか!!
ううむ、、、これは面白い。
ちなみに最初探していたのは、
i-Kotoという、箏を演奏できる
アプリなのです。
ちゃんと柱(じ)を動かしたり、
押し手(絃を押し音程を変える)など
出来たりして、楽しそうなソフト。
これを見ている箏奏者の方々、
是非トライして頂きたい!
大きな部屋は助かります。
朝一で舞台美術を積み込み出発。
この日のために処分せずに
保管しておいた道具類が生きます。
大小のパネルやら、切り株やら、
様々持ち込んでセットしてみると、
歌手の立ち位置から、
ダンサーのアクティングエリアまで、
気になるものですし、
美術を飾った実寸の稽古が出来て、
判る事が多いものです。
いや、本当にありがたい。
あと数回の稽古で公演です。
皆さん、がんばりましょう!
i-pod用の面白いアプリを発見。
実は他の音楽アプリを見ていて、
発見したのですが、
iBone(アイボーン)という代物。
まさしく名前のとおり、
i-pod(i-pad,i-phoneでも同じ)で、
トロンボーンを演奏できます。
???でしょうが、本当に面白い。
金管楽器は7つの管の長さと、
倍音の原理を生かした音の高さの
組み合わせで音列をつくります。
トロンボーンも原理は一緒ですが、
音を引きずりながら演奏できるので、
スラーや微妙なビブラートなど
特徴的な音楽表現が可能です。
i-podの画面を指で引きずると、
スライドが動き音が変わり、
縦に動かすと倍音の違いがでるので、
演奏する時に考えている事を、
指でなぞることができるのです。
しかも泣かせるのが、
デモソングが数曲入っていて、
キラキラ星、グリーンスリーブスと、
有名曲を一緒に演奏できる。
スライド順番も先導してくれるので、
初心者(?)も演奏できるのである。
でも<ワルキューレの騎行>なんてあり、
あまりにもリアルすぎて怖い・・・。
遊び半分でいじっていたが、
あまりに楽しいので、
これは相当はまりそうである。
しかもipod内の音楽鳴らしながら、
一緒に演奏できるではないか!!
ううむ、、、これは面白い。
ちなみに最初探していたのは、
i-Kotoという、箏を演奏できる
アプリなのです。
ちゃんと柱(じ)を動かしたり、
押し手(絃を押し音程を変える)など
出来たりして、楽しそうなソフト。
これを見ている箏奏者の方々、
是非トライして頂きたい!
蛙の傘 ― 2011/01/11 22:45
演奏会の本番とは違って、
オペラ関係の公演が近づくと、
いろいろなスタッフが現れます。
照明家は音楽コンサートでは、
On-Offの切り替えを主にしていて、
高度な事ことはしませんが(失礼)、
舞台芸術になると大変重要です。
よもや明かり(照明)ひとつで、
舞台演出があらぬ方向に行ったり、
何の色味も無いのに、
1つの明かりに涙が溢れたり、と。
でも難しい状況もたくさんあり、
照明が映える舞台、
当て甲斐がある舞台美術もあれば、
舞台そのものが
照明による演出向きでない事もあり、
照明家の腕次第でもあります。
朝だから明るく夜は暗いと、
日常の光や色ばかり考えていると、
舞台の性格に対して、
アンバランスになったりします。
そのセンスが照明家の腕なのです。
みなとみらい小ホール、
落ち着いた色合いの、
音楽専用と言って相応しいホール。
このホールは「木、木、木」、
壁全体の温もりに包まれると、
そこはまるで深い森の中。
自然から切り出した木の力は、
音楽に優しく目に心地よいのです。
深い森から急に開けた野原、
集う鳥や動物、昆虫や自然現象、
全ては地球の仲間で味方。
<のはらうた>はそんな場所のお話。
みなとみらい小ホールは、
きっと野原の味方ですし、
照明は、美しい天然の光と、
想像が織り成す地球の空気を
上手に作り出してくれる事でしょう。
期待しています!
本日は稽古休みを利用して、
リハ室で美術家H女史と色塗り。
前回のセットが少し色あせしており、
上塗りで美しく蘇りました。
私も一緒に筆をとり、
舞台監督のT井氏も手伝って下さった。
少し明るく、この場所に相応しく、
大変嬉しい、手入れ好きの私。
写真は小道具で使用する傘。
今の時代でも、まだこういうもの、
手に入るのですよ!
、、、というか、前回使用した、
この傘が紛失してしまったので、
買いなおしたのですが、
手に入ってホッとしています。
公演は15日(土)14時~
ますます楽しみになって参りました。
オペラ関係の公演が近づくと、
いろいろなスタッフが現れます。
照明家は音楽コンサートでは、
On-Offの切り替えを主にしていて、
高度な事ことはしませんが(失礼)、
舞台芸術になると大変重要です。
よもや明かり(照明)ひとつで、
舞台演出があらぬ方向に行ったり、
何の色味も無いのに、
1つの明かりに涙が溢れたり、と。
でも難しい状況もたくさんあり、
照明が映える舞台、
当て甲斐がある舞台美術もあれば、
舞台そのものが
照明による演出向きでない事もあり、
照明家の腕次第でもあります。
朝だから明るく夜は暗いと、
日常の光や色ばかり考えていると、
舞台の性格に対して、
アンバランスになったりします。
そのセンスが照明家の腕なのです。
みなとみらい小ホール、
落ち着いた色合いの、
音楽専用と言って相応しいホール。
このホールは「木、木、木」、
壁全体の温もりに包まれると、
そこはまるで深い森の中。
自然から切り出した木の力は、
音楽に優しく目に心地よいのです。
深い森から急に開けた野原、
集う鳥や動物、昆虫や自然現象、
全ては地球の仲間で味方。
<のはらうた>はそんな場所のお話。
みなとみらい小ホールは、
きっと野原の味方ですし、
照明は、美しい天然の光と、
想像が織り成す地球の空気を
上手に作り出してくれる事でしょう。
期待しています!
本日は稽古休みを利用して、
リハ室で美術家H女史と色塗り。
前回のセットが少し色あせしており、
上塗りで美しく蘇りました。
私も一緒に筆をとり、
舞台監督のT井氏も手伝って下さった。
少し明るく、この場所に相応しく、
大変嬉しい、手入れ好きの私。
写真は小道具で使用する傘。
今の時代でも、まだこういうもの、
手に入るのですよ!
、、、というか、前回使用した、
この傘が紛失してしまったので、
買いなおしたのですが、
手に入ってホッとしています。
公演は15日(土)14時~
ますます楽しみになって参りました。
ロビコン ― 2011/01/12 09:15

昼間は市役所ロビーコンサート。
年に2回行っていますが、
通算6回目のコンサートでした。
市役所内のコンサートは、
昼休みとは言え就業中であり、
ロビー隣接の課によっては
多くの相談者対応をしているので、
公演に漕ぎ着くのが大変でした。
音の漏れ(という言葉自体、
ゲストの演奏家に対して失礼)は
どの程度なのか、
音量測定をあらゆる場所で行い、
試演もしながら
計測を繰り返してはじまったのです。
現在でもロビーの使用に際し
あまり大きな音量が出ないよう配慮、
でも聴きに着て下さったお客様にも、
楽しんでいただく工夫は優先。
ロビー隣り、証明書類の申請事などに、
申請者の番号を呼び出す「ピンポン!」
というデジタル音が問題だったが、
これは役所側が配慮し、
今回は少し小さい音に設定。
役所と委員会がルールを作り協力、
6回を経て、まだまだ進化過程です。
ゲストは二胡のKirikoさん
大学2年生のうら若き乙女奏者。
以前、ひょんな事でチラシを手に取り、
大変興味深く思ったので、
他の仕事でお願いしたのが最初。
今回はW大学の授業を休んでまで、
来てくださったので、心より感謝。
カラオケ伴奏がCDに収められ、
一緒に弾くスタイルで、
各地で演奏を続けているのです。
でも幼少から続けている腕は、
中国でのコンクールで一等賞をとる
大した腕前であり、
ビジュアル面から見ても、
大いに期待される逸材と思います。
演奏環境の良くないロビーでしたが、
自分の演奏をしっかりやってくれました。
二胡という珍しい楽器に加え、
可愛い20歳の女の子が弾いている姿、
珍しさと興味は次第に演奏に惹きこまれ、
お客様を魅了していました。
Kirikoさん、ありがとう。
年に2回行っていますが、
通算6回目のコンサートでした。
市役所内のコンサートは、
昼休みとは言え就業中であり、
ロビー隣接の課によっては
多くの相談者対応をしているので、
公演に漕ぎ着くのが大変でした。
音の漏れ(という言葉自体、
ゲストの演奏家に対して失礼)は
どの程度なのか、
音量測定をあらゆる場所で行い、
試演もしながら
計測を繰り返してはじまったのです。
現在でもロビーの使用に際し
あまり大きな音量が出ないよう配慮、
でも聴きに着て下さったお客様にも、
楽しんでいただく工夫は優先。
ロビー隣り、証明書類の申請事などに、
申請者の番号を呼び出す「ピンポン!」
というデジタル音が問題だったが、
これは役所側が配慮し、
今回は少し小さい音に設定。
役所と委員会がルールを作り協力、
6回を経て、まだまだ進化過程です。
ゲストは二胡のKirikoさん
大学2年生のうら若き乙女奏者。
以前、ひょんな事でチラシを手に取り、
大変興味深く思ったので、
他の仕事でお願いしたのが最初。
今回はW大学の授業を休んでまで、
来てくださったので、心より感謝。
カラオケ伴奏がCDに収められ、
一緒に弾くスタイルで、
各地で演奏を続けているのです。
でも幼少から続けている腕は、
中国でのコンクールで一等賞をとる
大した腕前であり、
ビジュアル面から見ても、
大いに期待される逸材と思います。
演奏環境の良くないロビーでしたが、
自分の演奏をしっかりやってくれました。
二胡という珍しい楽器に加え、
可愛い20歳の女の子が弾いている姿、
珍しさと興味は次第に演奏に惹きこまれ、
お客様を魅了していました。
Kirikoさん、ありがとう。
海の上 ― 2011/01/13 23:09
あと2日になってまいりました!
今回の「のはらのファンタジー」公演、
小ホール公演という規模なので、
内容は充実していても、
多くのスタッフを抱えられないのが、
悩みの種でもあるのだが、
昨今の舞台芸術事情を考えれば、
至極当然でもあり、個人的には、
合理的精鋭スタッフ構成は、
私の信条でもあるので歓迎である。
ただ、忙しい・・・。
私は勿論指揮者が生業なので、
音楽全般を監督する係ではある。
が、合理的!とか威張るには、
何でもしなくてはならないのである。
演出。これは本業ではないが、
今までも常に小さな舞台では兼務。
しかし出演者の芝居の方向を担う、
大事な看板の係である。
演出係りに伴うのは、衣装の事、
メイクの件、舞台美術、道具の決定。
音楽と、この演出を兼ねるのは、
大騒ぎであり、指揮をしているときは、
不可能極まりない別脳神経である。
また、合理が行き過ぎて、
こんな係も漏れなく着いてくる。
制作(諸連絡~雑務、云わば総務)は、
歌手の予定伺い、スタッフとの連絡、
また電話、メール、文書作りに始まり、
なんでもやらなくてはならない。
これが実に面倒な作業ですが、
「面倒」といった時点で私は失格。
でもやらなくてはならないのです!
公演が近づくと、
どうしても揃わない道具や、
先送りした決定が直前に残るもの。
そう言う道具係りの私は、
本日は稽古後にユザワヤへ買い物。
横浜のユザワヤ・・はて、どこ?
とおもったら、海の上でした。
どうやら5年位経過しているらしいが、
横浜駅“きた東口A”という解らない表示、
(つまり北口風だがめっちゃ東口、
やばいほどAの出口、といった感じ)
を出て、殆ど海上を渡り廊下(古い)
を歩くと、横浜ベイクォーターである。
http://www.yokohama-bayquarter.com/
こんなところ無かったよな~と、
昭和脳をフル回転させながら、
ユザワヤを目指す。
ユザワヤ偉し!一発で買い物は終了。
そもそも池袋で買い物と思ったら、
キンカ堂はなくなっていて、しかし、
老舗の画材屋なら細々・・・のはずが、
とうに閉店してブランド中古屋。
渋谷に行ってみれば、
音楽文化を担ったヤマハ渋谷店さえも、
惜しまれながら看板を下ろしました。
文化芸術と商業の接点の地図は、
どんどん塗り替えられている様子。
ユザワヤ、偉いのだが温もりが、、、
そんなものなのかな?商売とは。
今回の「のはらのファンタジー」公演、
小ホール公演という規模なので、
内容は充実していても、
多くのスタッフを抱えられないのが、
悩みの種でもあるのだが、
昨今の舞台芸術事情を考えれば、
至極当然でもあり、個人的には、
合理的精鋭スタッフ構成は、
私の信条でもあるので歓迎である。
ただ、忙しい・・・。
私は勿論指揮者が生業なので、
音楽全般を監督する係ではある。
が、合理的!とか威張るには、
何でもしなくてはならないのである。
演出。これは本業ではないが、
今までも常に小さな舞台では兼務。
しかし出演者の芝居の方向を担う、
大事な看板の係である。
演出係りに伴うのは、衣装の事、
メイクの件、舞台美術、道具の決定。
音楽と、この演出を兼ねるのは、
大騒ぎであり、指揮をしているときは、
不可能極まりない別脳神経である。
また、合理が行き過ぎて、
こんな係も漏れなく着いてくる。
制作(諸連絡~雑務、云わば総務)は、
歌手の予定伺い、スタッフとの連絡、
また電話、メール、文書作りに始まり、
なんでもやらなくてはならない。
これが実に面倒な作業ですが、
「面倒」といった時点で私は失格。
でもやらなくてはならないのです!
公演が近づくと、
どうしても揃わない道具や、
先送りした決定が直前に残るもの。
そう言う道具係りの私は、
本日は稽古後にユザワヤへ買い物。
横浜のユザワヤ・・はて、どこ?
とおもったら、海の上でした。
どうやら5年位経過しているらしいが、
横浜駅“きた東口A”という解らない表示、
(つまり北口風だがめっちゃ東口、
やばいほどAの出口、といった感じ)
を出て、殆ど海上を渡り廊下(古い)
を歩くと、横浜ベイクォーターである。
http://www.yokohama-bayquarter.com/
こんなところ無かったよな~と、
昭和脳をフル回転させながら、
ユザワヤを目指す。
ユザワヤ偉し!一発で買い物は終了。
そもそも池袋で買い物と思ったら、
キンカ堂はなくなっていて、しかし、
老舗の画材屋なら細々・・・のはずが、
とうに閉店してブランド中古屋。
渋谷に行ってみれば、
音楽文化を担ったヤマハ渋谷店さえも、
惜しまれながら看板を下ろしました。
文化芸術と商業の接点の地図は、
どんどん塗り替えられている様子。
ユザワヤ、偉いのだが温もりが、、、
そんなものなのかな?商売とは。
怪我GP ― 2011/01/14 22:43
さぁ、本日ゲネプロ。
朝早くから仕込み、照明のシュート、
手際よく進みながらも丁寧な作業は、
信頼のおけるスタッフならではです。
しかし、ちょいと眠い・・・。
そうです、サッカー見て夜更かし、
いや興奮してさらに寝られずでした。
順調に仕込みを終えて、
夕方に歌手も到着し、場当たり
(舞台上の位置や動きを確認する
大事な時間)をしっかりやります。
この時間を十分とり、
皆さんが感覚的に馴染むと、
舞台は歌手の味方です。
つまり舞台と出演者のお見合い、
大切なコミュニケーションの時間。
順調だと思います。
明日少し直して本番を迎えます。
朝一で<ベロだしチョンマ>の二人も
リハーサルに入ります。
これでいい公演のお膳立てもOK.
私も期待して見たいと思います。
・・・さて今朝。
仕込みもあり、みなとみらいに車で。
買い物があったので、
ホールそばのホームセンターに向かい、
手前の信号待ちでストップ。
そこに、後ろからド~~ン!!
追突されてしまいました・・・。
久しぶりに後ろからモロ。
私は止っていたが、相手は余所見を
したところで気付いたらド~ン。
参りました。
怪我?どうでしょう?
すぐには出ないといいますね、鞭打ち。
一応大丈夫な気もしますが、
来週念のため、病院に参ります。
今は無痛、明日本番も問題なし。
車、、、大破。
はせず、後ろが凹みました。
この忙しい時期に、
仕込みに遅刻の事態に心も凹む。
まったく百害あって一理もない事故。
10:0で私の過失はないですが、
面倒な手続きも含め車の修理、
病院、、、(たいした事無いが)、
まったく何しているんだか、君。
みなさんも気をつけましょう。
ぶつけてもぶつけられても、
良いことはひとつもない!!
交通安全であります。
朝早くから仕込み、照明のシュート、
手際よく進みながらも丁寧な作業は、
信頼のおけるスタッフならではです。
しかし、ちょいと眠い・・・。
そうです、サッカー見て夜更かし、
いや興奮してさらに寝られずでした。
順調に仕込みを終えて、
夕方に歌手も到着し、場当たり
(舞台上の位置や動きを確認する
大事な時間)をしっかりやります。
この時間を十分とり、
皆さんが感覚的に馴染むと、
舞台は歌手の味方です。
つまり舞台と出演者のお見合い、
大切なコミュニケーションの時間。
順調だと思います。
明日少し直して本番を迎えます。
朝一で<ベロだしチョンマ>の二人も
リハーサルに入ります。
これでいい公演のお膳立てもOK.
私も期待して見たいと思います。
・・・さて今朝。
仕込みもあり、みなとみらいに車で。
買い物があったので、
ホールそばのホームセンターに向かい、
手前の信号待ちでストップ。
そこに、後ろからド~~ン!!
追突されてしまいました・・・。
久しぶりに後ろからモロ。
私は止っていたが、相手は余所見を
したところで気付いたらド~ン。
参りました。
怪我?どうでしょう?
すぐには出ないといいますね、鞭打ち。
一応大丈夫な気もしますが、
来週念のため、病院に参ります。
今は無痛、明日本番も問題なし。
車、、、大破。
はせず、後ろが凹みました。
この忙しい時期に、
仕込みに遅刻の事態に心も凹む。
まったく百害あって一理もない事故。
10:0で私の過失はないですが、
面倒な手続きも含め車の修理、
病院、、、(たいした事無いが)、
まったく何しているんだか、君。
みなさんも気をつけましょう。
ぶつけてもぶつけられても、
良いことはひとつもない!!
交通安全であります。
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