雪国2010/02/10 23:29

M大オーケストラの合宿、
毎年この時期は、卒業生の送り出し。
本当に早いもので、この間入学と思っていたら、
もう卒業になってしまうのである。
同級生は、4年間同じ釜のメシを喰い、
同じ瓶の酒を飲み合った仲間として、
どうにも仲がよいらしい。
でも、感傷に浸るでもなく、
それぞれの船出にエールを送りあいながら、
杯を重ねて、重ねて、また重ねて、である。

新潟六日町。
昨年は、同時期でも雪があまりなかったが、
今年は、豪雪であった。
除雪したからであろうが、幹線道路の両脇は、
雪が壁のように3mに達していた。
こんな雪深い町ではあるが、
降雪があれば雪かきは即座に行われ、
ちょっと吹雪いた位でも、交通は麻痺しない。
さすが雪国の習慣は、知恵でもあるのだ。
しかし、白い。
何処もかしこもホワイトだ。
部屋の窓の外も、雪が堆く、
遠景をも見させず視界を拒んでおり、
閉所恐怖症の私には、怖い真っ白である。
まぁ、酒瓶を雪の中に突っ込んだりできるので、
それはそれでエコロジーな楽しみではあるが・・・。

忙しい最中だったので、1日早く帰京しましたが、
卒業の皆さん、是非素晴らしい人生を送って欲しい。
大人が作ってしまった経済問題の煽りを受け、
就職氷河期と言われる時代に社会に放り出され、
夢描いた社会人の第一歩は台無しであろうが、
いやいや、必ず光明は射すものです。
決して諦めない、腐らない、妬まない。
笑顔で前進すれば、必ずや成功するはずです。
頑張れみんな!
カウンター