調弦 ― 2010/01/17 23:23
地元「音楽の街-狛江」でもお世話になっている、
渡辺先生主催の筝曲会の大きなコンサート。
一門による発表会形式とはいえ、
学校での指導も合わせて行っているので、
小学生から、高校生、大人も含めた公演。
洋楽をやっている人にはピンと来ないようですが、
邦楽器は、舞台に上がるまでの準備が大変。
特に箏は、楽器の調弦に時間を要します。
13本の弦ならまだしも、
17弦の箏には更に時間がかかり、
21本とか、25本なんて事になると、
物理的にも時間を取られます。
洋楽の転調は、調弦をそのままにして、
押さえる位置や頭の中で整理するだけで、
楽器に影響はないのですが、
邦楽の場合、演奏中に調子が変わると、
3弦(三味線)でも、調弦を変えますし、
箏となると、調子を変えるのに必要なだけ、
何本も変えていくので、
その為の演奏前の準備がまた大変です。
「箏屋さん」、という特殊な役職があります。
筝曲合奏などの公演で、
沢山の楽器を並べては、ガタツキがないか触り、
はたまた不測の事態に対処する楽器扱いの名人。
楽器は、立奏台(椅子で演奏するための台)に乗せ、
演奏するので、この台も運ばなくてはならず、
全てに渡って箏の楽器の面倒を見てくれる方です。
出演人数、楽器の台数が増えると、箏屋さんも増え、
曲の合間に、忍者の如く黒装束で入り、
無言のまま楽器を入れ替え演奏準備を整える。
昨日の演奏会、19曲にも及ぶ曲があり、
その度に全て編成を変えて出すので、
緞帳が閉まる中で作業をしているとはいえ、
大変な騒ぎになっているはずです。
舞台裏も含め、決して見せずに、
美しい部分だけを見せて、聞かせて行く、
大事な事ですが、主催は骨が折れますね。
楽しい演奏会でした。
泰子先生、正子先生お疲れ様でした。
渡辺先生主催の筝曲会の大きなコンサート。
一門による発表会形式とはいえ、
学校での指導も合わせて行っているので、
小学生から、高校生、大人も含めた公演。
洋楽をやっている人にはピンと来ないようですが、
邦楽器は、舞台に上がるまでの準備が大変。
特に箏は、楽器の調弦に時間を要します。
13本の弦ならまだしも、
17弦の箏には更に時間がかかり、
21本とか、25本なんて事になると、
物理的にも時間を取られます。
洋楽の転調は、調弦をそのままにして、
押さえる位置や頭の中で整理するだけで、
楽器に影響はないのですが、
邦楽の場合、演奏中に調子が変わると、
3弦(三味線)でも、調弦を変えますし、
箏となると、調子を変えるのに必要なだけ、
何本も変えていくので、
その為の演奏前の準備がまた大変です。
「箏屋さん」、という特殊な役職があります。
筝曲合奏などの公演で、
沢山の楽器を並べては、ガタツキがないか触り、
はたまた不測の事態に対処する楽器扱いの名人。
楽器は、立奏台(椅子で演奏するための台)に乗せ、
演奏するので、この台も運ばなくてはならず、
全てに渡って箏の楽器の面倒を見てくれる方です。
出演人数、楽器の台数が増えると、箏屋さんも増え、
曲の合間に、忍者の如く黒装束で入り、
無言のまま楽器を入れ替え演奏準備を整える。
昨日の演奏会、19曲にも及ぶ曲があり、
その度に全て編成を変えて出すので、
緞帳が閉まる中で作業をしているとはいえ、
大変な騒ぎになっているはずです。
舞台裏も含め、決して見せずに、
美しい部分だけを見せて、聞かせて行く、
大事な事ですが、主催は骨が折れますね。
楽しい演奏会でした。
泰子先生、正子先生お疲れ様でした。
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