閉所恐怖症2009/09/26 23:35

ううむ、狭い部屋に13人で練習・・。
よく入ったものだと感心するが、
以前、現代邦楽のリハーサルで、
場所が無いため使用した際、
箏や打楽器、歌手に見学も含めて、
16人で演奏したこと考えると、
いくら長い楽器のトロンボーンでも、
入ってみれば、楽勝である。

私が書いていた新曲がようやく出来上がり、
慌ててリハーサルと相成りました。
このところ、彼らの為に毎年のように、
如何わしいアンサンブル曲を書いていますが、
不届きな生活と、また凡才のなせる苦悩から、
公演1週間前、いや3日前に完成ってのもあり、
殆ど誰も、どんな曲だか覚えていないのもある。
2週間も前に完成しているなんて、
奇跡的な出来事ですし、無言で叱咤激励した、
3年生のN田さんのお陰です(謝)。

去年は、<エシャレット>という曲、
今年は<ケチャップ>というタイトルが、
もう年始から決まっておりました。
ちなみに、この曲が出来る前から、
来年のタイトルは、<ネギ>となっています。
美味しそうな、という形容には至らないタイトルと、
曲の内容は全く関係なく、
音楽の中身も、想像する食品、食材では、
決してないところがミソであります・・・。

これが仕上がったので、
次は、幼稚園のための子供歌劇「エブリ博士の大発明」、
曲創りに取り掛かります。
このお話はまたですが、いや楽しい作業です作曲は。
知能と作曲の為の底辺学力の無さを戒めながら、
それでも沸き起こるメロディー欲を形にすべく、
ニヤニヤしながら苦悩するのが醍醐味です。
いや、本職の方々には申し訳ございませんが・・・。
でも、再現を本職とする職人肌の演奏家や、
ましてや音出さぬ指揮者のようなケシカラン者は、
無から創造する苦悩を体験したほうが良いのです。
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