奉仕自転車 ― 2009/08/25 23:25

私のような自転車大好きなモノにとっては、
自転車の放置など信じ難い行為だと言いたいのだが、
私もしばしば、置き去り(放置ではない!)にし、
電車に乗ったりするので、あまり大きな口は叩けない。
先日、不穏なモヤモヤを感じながら、
愛車を停めて電車に乗り、用事を済ませて帰ると、
少しの間だけ(本当)停めておいた愛車が、無かった・・・。
「やられた!」モトイ、「やってしまった・・・」と、
確信した時には遅く、犯人が暗示の卍マークを書き残すように、
『午前11時 放置してある自転車を撤去』
と、張り紙がしてあるのです・・・。
観念した2日後の朝、初めて集積所に取りに行く。
ちょくちょく寄る居酒屋の店主に、偶然出会う。
朝なんて会わないので、ビックリして、
「早いジャン!ひさしぶり~」なんて握手したら、
「ね~、聞いてよ、自転車やられたよ・・・」
と、落ち込むではなく、ひどく怒っている。
どうやら、彼も引き取りに来たのだが、
彼は、自分の店の前(所謂敷地)に置いて、
もって行かれたらしい(これが3度目)。
店の前に置いて持っていかれる不条理に怒り心頭の様子で、
撤去係りのシルバー人材センターの方々に、
暴言で怒りをぶつけ放題なので、
私が羽交い絞めにしたほど・・・。
普段、駅前撤去は朝だけだが、
この日は、午後になっても駅の周りの放置自転車撤が
延々と行われており、
たまたま駅ロータリーのオープンテラスに居た私は、
あまりの凄まじさに感心したほど。
メガフォンを持った市役所担当の男性(日焼け済)が、
歩き回って「これから撤去をはじめま~す」とガナる。
さらに凄いのは、コンビににも入って行き、
メガフォンでアナウンスしていたり、
そしてロータリーに面した2階の塾ビルに入り、
「停めている方、撤去します~」とやる。
先生の指示だろうが、夏期講習と思わしき小学生が、
次から次にビルから飛び出て、自転車に乗り、
指示された有料駐輪場に疾走していくのです。
10数台あった子供たちの自転車、
不安気に「いくらですか?」と、聞く女子あり、
「チェっ!」と舌打ちして担当の前を通る男子あり。
その他の自転車の撤去が終わり、
原付バイクも撤去も始まろうとしていた。が、
セキュリティセンサーをつけているバイクに触れた瞬間、
「ホワンホワン」とけたたましく鳴り出す。
ビックリ困った係員がしばし話し合い。
結局そのまま放置されたまま・・・。何じゃ?そりゃ?
市には自転車等の放置等に関する条例が制定されており、
撤去されると3000円(自転車)を払い返還してもらいます。
しかし、放置される自転車の数は、毎日700~1000台あり、
対して駐輪場の数は少なく、慢性的に400台分は足りない。
この事に対する対策協議会というものがあり、
もう10年も会議をしているらしい。
しかし結果的には、現在でも解決方法は無く、
駅前の放置を無くさせようという啓蒙活動があり、
それに付随して撤去作業が定期的に行われるのみである。
80%の人はお金を払い返還してもらい、
この歳入は、昨年度1260万円以上あります。
・・・、これらの数字はこの対策協議会の議事録ですが、
結局、何も進展せずに散会しているようです。
10年間、先送りの会なのでしょうか・・・。
自転車フリークとしては、大問題なのである。
健康と環境の面からも自転車を推奨していながら、
走る道が無い現状。(軽車両として適当に扱われる)
車と人は守るが、自転車は守られないのである。
自転車が公共交通と言っても過言でないほど、
全市民の足となっていながら、
放置ではなく、留め置きのできる場所がない。
車は2mの幅がないと1台も走れないのだが、
自転車は、1mあれば、よもや2車線可能です。
駐輪場と留め置きのスペースを何故考えないのか?
乗らない人にはわからないのか、
やはり自転車はどうでもよい乗り物なのか?
また、よくわからないのが、
撤去後の返還によって得たお歳入が、
いったい何処に行き何に使われるのかということである。
領収書名義は、「シルバー人材センター」になっている。
撤去している方々の人件費に消えていくのでしょうか?
自転車の放置など信じ難い行為だと言いたいのだが、
私もしばしば、置き去り(放置ではない!)にし、
電車に乗ったりするので、あまり大きな口は叩けない。
先日、不穏なモヤモヤを感じながら、
愛車を停めて電車に乗り、用事を済ませて帰ると、
少しの間だけ(本当)停めておいた愛車が、無かった・・・。
「やられた!」モトイ、「やってしまった・・・」と、
確信した時には遅く、犯人が暗示の卍マークを書き残すように、
『午前11時 放置してある自転車を撤去』
と、張り紙がしてあるのです・・・。
観念した2日後の朝、初めて集積所に取りに行く。
ちょくちょく寄る居酒屋の店主に、偶然出会う。
朝なんて会わないので、ビックリして、
「早いジャン!ひさしぶり~」なんて握手したら、
「ね~、聞いてよ、自転車やられたよ・・・」
と、落ち込むではなく、ひどく怒っている。
どうやら、彼も引き取りに来たのだが、
彼は、自分の店の前(所謂敷地)に置いて、
もって行かれたらしい(これが3度目)。
店の前に置いて持っていかれる不条理に怒り心頭の様子で、
撤去係りのシルバー人材センターの方々に、
暴言で怒りをぶつけ放題なので、
私が羽交い絞めにしたほど・・・。
普段、駅前撤去は朝だけだが、
この日は、午後になっても駅の周りの放置自転車撤が
延々と行われており、
たまたま駅ロータリーのオープンテラスに居た私は、
あまりの凄まじさに感心したほど。
メガフォンを持った市役所担当の男性(日焼け済)が、
歩き回って「これから撤去をはじめま~す」とガナる。
さらに凄いのは、コンビににも入って行き、
メガフォンでアナウンスしていたり、
そしてロータリーに面した2階の塾ビルに入り、
「停めている方、撤去します~」とやる。
先生の指示だろうが、夏期講習と思わしき小学生が、
次から次にビルから飛び出て、自転車に乗り、
指示された有料駐輪場に疾走していくのです。
10数台あった子供たちの自転車、
不安気に「いくらですか?」と、聞く女子あり、
「チェっ!」と舌打ちして担当の前を通る男子あり。
その他の自転車の撤去が終わり、
原付バイクも撤去も始まろうとしていた。が、
セキュリティセンサーをつけているバイクに触れた瞬間、
「ホワンホワン」とけたたましく鳴り出す。
ビックリ困った係員がしばし話し合い。
結局そのまま放置されたまま・・・。何じゃ?そりゃ?
市には自転車等の放置等に関する条例が制定されており、
撤去されると3000円(自転車)を払い返還してもらいます。
しかし、放置される自転車の数は、毎日700~1000台あり、
対して駐輪場の数は少なく、慢性的に400台分は足りない。
この事に対する対策協議会というものがあり、
もう10年も会議をしているらしい。
しかし結果的には、現在でも解決方法は無く、
駅前の放置を無くさせようという啓蒙活動があり、
それに付随して撤去作業が定期的に行われるのみである。
80%の人はお金を払い返還してもらい、
この歳入は、昨年度1260万円以上あります。
・・・、これらの数字はこの対策協議会の議事録ですが、
結局、何も進展せずに散会しているようです。
10年間、先送りの会なのでしょうか・・・。
自転車フリークとしては、大問題なのである。
健康と環境の面からも自転車を推奨していながら、
走る道が無い現状。(軽車両として適当に扱われる)
車と人は守るが、自転車は守られないのである。
自転車が公共交通と言っても過言でないほど、
全市民の足となっていながら、
放置ではなく、留め置きのできる場所がない。
車は2mの幅がないと1台も走れないのだが、
自転車は、1mあれば、よもや2車線可能です。
駐輪場と留め置きのスペースを何故考えないのか?
乗らない人にはわからないのか、
やはり自転車はどうでもよい乗り物なのか?
また、よくわからないのが、
撤去後の返還によって得たお歳入が、
いったい何処に行き何に使われるのかということである。
領収書名義は、「シルバー人材センター」になっている。
撤去している方々の人件費に消えていくのでしょうか?
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