添う音楽沿う時代 ― 2009/08/24 23:23

来週の公演である「或る晴れた日に・・・」
1946年3月21日 三浦 環 コンサート、
指揮者の要らぬ小さな舞台でもあり、
音楽監督として参加しているが、
プログラム用の音楽ノートを書かしていただいた。
単純に言えば、歌う曲目の解説なのであるが、
この舞台にとって、環の半生に添う歌は、
公演の心臓とも言える大事な音楽。
3人の歌手によって歌い継がれ、
時代の環、そして環の時代が歌になっている。
手元にある台本、使用する楽譜、
また資料として持っている環関連の書籍、
そして、彼女の録音が全て収められたCD全集。
これらに加えて、明治から昭和にかけての、
時代考証できる世俗的な資料や、
日本の西洋音楽を書きまとめた音楽史も置き、
環を時代に写しながら遠くから眺めたり、
舐める様にしげしげと環を見たり・・・。
大した女性であり、凄い人生であり、
歴史が生んだ音楽家であり、神が産んだ歌手である。
西洋音楽黎明期の日本において、
7つの音階を持つ音楽を、天成の声で歌い上げ、
激動の時代の中で、縦横無尽に世界を歩く。
こんな方は2人とおらず、
また努力と苦労をできる人ももう出ないのだろう。
環が居なかったら、現在の日本西洋音楽の信頼も、
なかったかも知れないし、
基準すら解らなかったかも知れない。
いわば、世界基準であり、日本の指標なのである。
大した文章は出来上がらなかったが、
時代の流れの中に歌手と歌を書き留めてみると、
さらに違う魅力が溢れ出す事に気付かされた。
9月2日、3日が公演です。
これからが最後の追い上げと総仕上げです。
楽しみになって参りましたし、
是非、多くの方に御覧頂きたい舞台です。
「或る晴れた日に」
~1946年3月21日 三浦環コンサート~
出演:宇佐美瑠璃、関 真理子、飯島香織(以上ソプラノ)
山本健翔、安奈ゆかり (以上役者)
ピアノ:浜川 潮
9月2日(水)7時開演
9月3日(木)4時開演
北とぴあつつじホール
指定席/4000円 学生/3000円
問い合わせ:東京歌劇座 03-5907-5089
1946年3月21日 三浦 環 コンサート、
指揮者の要らぬ小さな舞台でもあり、
音楽監督として参加しているが、
プログラム用の音楽ノートを書かしていただいた。
単純に言えば、歌う曲目の解説なのであるが、
この舞台にとって、環の半生に添う歌は、
公演の心臓とも言える大事な音楽。
3人の歌手によって歌い継がれ、
時代の環、そして環の時代が歌になっている。
手元にある台本、使用する楽譜、
また資料として持っている環関連の書籍、
そして、彼女の録音が全て収められたCD全集。
これらに加えて、明治から昭和にかけての、
時代考証できる世俗的な資料や、
日本の西洋音楽を書きまとめた音楽史も置き、
環を時代に写しながら遠くから眺めたり、
舐める様にしげしげと環を見たり・・・。
大した女性であり、凄い人生であり、
歴史が生んだ音楽家であり、神が産んだ歌手である。
西洋音楽黎明期の日本において、
7つの音階を持つ音楽を、天成の声で歌い上げ、
激動の時代の中で、縦横無尽に世界を歩く。
こんな方は2人とおらず、
また努力と苦労をできる人ももう出ないのだろう。
環が居なかったら、現在の日本西洋音楽の信頼も、
なかったかも知れないし、
基準すら解らなかったかも知れない。
いわば、世界基準であり、日本の指標なのである。
大した文章は出来上がらなかったが、
時代の流れの中に歌手と歌を書き留めてみると、
さらに違う魅力が溢れ出す事に気付かされた。
9月2日、3日が公演です。
これからが最後の追い上げと総仕上げです。
楽しみになって参りましたし、
是非、多くの方に御覧頂きたい舞台です。
「或る晴れた日に」
~1946年3月21日 三浦環コンサート~
出演:宇佐美瑠璃、関 真理子、飯島香織(以上ソプラノ)
山本健翔、安奈ゆかり (以上役者)
ピアノ:浜川 潮
9月2日(水)7時開演
9月3日(木)4時開演
北とぴあつつじホール
指定席/4000円 学生/3000円
問い合わせ:東京歌劇座 03-5907-5089
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