出発!! ― 2008/08/02 02:24
昨日公演が終わって、やっと落ち着いた。
とは言っても、一息ついている場合ではなく、
朝から、怒涛の譜面チェックマシーンと化す。
未使用のオケ譜を突然公演の日に使う事ほど、
大胆、且つ恐ろしいものはなく、
念入りにチェック、またチェック、そしてチェック!
と、言っても、理解できない方、多いのでしょうね。
オケの個人譜面(通称パート譜)など、
全く信用できない・・とは、いえないが、
腹黒い親友より手に負えないといいましょうか。
昔の譜面、作曲家は手書きですから、それを増やすには、
また手書き、手書き。
人の手から人の手で、伝言ゲームのようになり、
しかも、答えの当たらない伝言ゲームばかり。
これが印刷されるようになると、また厄介・・・・。
人は騙されるのですよ、綺麗なピカピカの譜面に、
これも人が譜面を植字しているのですから、
最初の段階で間違えがおおくなる。
しかし、昨今は、これらを研究してくださる学者さんが、
研究版と言うもので、正してくださり、
私達は、お金を払うことで、安心する譜面を、
手に入れたり出来るのです。
しかし、しかし、なのです。
これらは、通常演奏会数の多いシンフォニーの事、
オペラなんて、この作業はあまりに大変で、
しかも公演回数考えたら、学者も、研究かも、
口を噤み、決して手も挙げないでしょう・・。
でも、こんなオペラの話は、ましな方なのです。
さらにいい加減な譜面がこの世には存在し、
特に、流行を狙って、商業的な薦めもあって書かれた作品、
実にいい加減で、時代を経て、なお適当なまま。
普通は、指揮者用のスコアがあって、
パート譜と見比べながら、作業すれば良いのですが、
その指揮者用スコアが手に入らない・・・。
編曲されたピアノと歌の為の譜面を頼りに、
探って探って、ようやく真実を引き寄せる。
地道に、譜面を貪り読む作業を繰り返して、
ようやく、正しいことも、間違えいも遭遇する。
しかし、渡英の前日、山のような仕事・・・。
譜面を見ながら、昨日の公演の巨大スクリーンの
返却を電話で段取り、同時に、飯も喰う。
次のパートはトイレの中で、その次は、
また別所。間に違う仕事挟み、さらに譜面。
実は、5日の公演の曲、1曲無くて、
ようやく先ほどアレンジして、構成して印刷。
10年前だと、このような時、必ず酷使したパソコンが、
大事な時にフリーズしたり、印刷できなかったり、
データがいきなり飛んだり・・。
今は安心です。これだけでも、精神衛生上極楽。
さて、1週間の英国。
物価約2.5倍、どういうことでしょうね・・。
マックで1500円払うって、どこがバリューじゃい!
ロンドンで公演ではないので、喧騒を離れる分、
物価なんて気にしませんが、
何をもって行けば良いのか、、、
燕尾服詰めて、指揮棒詰めて、譜面置いて・・。
眠いのです。。いや、寝てはいけない。
本日は眠気覚ましの、ブログですが、
こうしていると、また時間が無くなる。
うぅ、やや、4時間後には電車に乗って居ないと、
飛行機乗れないジャン!
用意します。何がつらいって、公演より荷物詰め。
現地から、2年前の様に、毎日報告できたら良いのですが、
どこに収監されるのかもわからない・・。
ふ~・・。
では、用意して行ってまいります!!
とは言っても、一息ついている場合ではなく、
朝から、怒涛の譜面チェックマシーンと化す。
未使用のオケ譜を突然公演の日に使う事ほど、
大胆、且つ恐ろしいものはなく、
念入りにチェック、またチェック、そしてチェック!
と、言っても、理解できない方、多いのでしょうね。
オケの個人譜面(通称パート譜)など、
全く信用できない・・とは、いえないが、
腹黒い親友より手に負えないといいましょうか。
昔の譜面、作曲家は手書きですから、それを増やすには、
また手書き、手書き。
人の手から人の手で、伝言ゲームのようになり、
しかも、答えの当たらない伝言ゲームばかり。
これが印刷されるようになると、また厄介・・・・。
人は騙されるのですよ、綺麗なピカピカの譜面に、
これも人が譜面を植字しているのですから、
最初の段階で間違えがおおくなる。
しかし、昨今は、これらを研究してくださる学者さんが、
研究版と言うもので、正してくださり、
私達は、お金を払うことで、安心する譜面を、
手に入れたり出来るのです。
しかし、しかし、なのです。
これらは、通常演奏会数の多いシンフォニーの事、
オペラなんて、この作業はあまりに大変で、
しかも公演回数考えたら、学者も、研究かも、
口を噤み、決して手も挙げないでしょう・・。
でも、こんなオペラの話は、ましな方なのです。
さらにいい加減な譜面がこの世には存在し、
特に、流行を狙って、商業的な薦めもあって書かれた作品、
実にいい加減で、時代を経て、なお適当なまま。
普通は、指揮者用のスコアがあって、
パート譜と見比べながら、作業すれば良いのですが、
その指揮者用スコアが手に入らない・・・。
編曲されたピアノと歌の為の譜面を頼りに、
探って探って、ようやく真実を引き寄せる。
地道に、譜面を貪り読む作業を繰り返して、
ようやく、正しいことも、間違えいも遭遇する。
しかし、渡英の前日、山のような仕事・・・。
譜面を見ながら、昨日の公演の巨大スクリーンの
返却を電話で段取り、同時に、飯も喰う。
次のパートはトイレの中で、その次は、
また別所。間に違う仕事挟み、さらに譜面。
実は、5日の公演の曲、1曲無くて、
ようやく先ほどアレンジして、構成して印刷。
10年前だと、このような時、必ず酷使したパソコンが、
大事な時にフリーズしたり、印刷できなかったり、
データがいきなり飛んだり・・。
今は安心です。これだけでも、精神衛生上極楽。
さて、1週間の英国。
物価約2.5倍、どういうことでしょうね・・。
マックで1500円払うって、どこがバリューじゃい!
ロンドンで公演ではないので、喧騒を離れる分、
物価なんて気にしませんが、
何をもって行けば良いのか、、、
燕尾服詰めて、指揮棒詰めて、譜面置いて・・。
眠いのです。。いや、寝てはいけない。
本日は眠気覚ましの、ブログですが、
こうしていると、また時間が無くなる。
うぅ、やや、4時間後には電車に乗って居ないと、
飛行機乗れないジャン!
用意します。何がつらいって、公演より荷物詰め。
現地から、2年前の様に、毎日報告できたら良いのですが、
どこに収監されるのかもわからない・・。
ふ~・・。
では、用意して行ってまいります!!
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