徳島での公演終了2018/02/04 23:37

長いこと準備を進めてきた
徳島での公演が終わりました。

今回は
AWA(阿波)伝統芸能創造発信プロジェクト2018
という長いタイトルで、
section1よりsection4まで
4種類の公演があり、
わたしは1と2をプロデュース・指揮させて
いただきました。

端から書き出すと、
実に長いお話になるのですが、
その機会はまたにして、
とにかくまずお礼です!

20年ほど前から徳島に伺う機会が頻繁になり
年に2〜3回が、今では10回にもなろうと
しているわけですが、
これは元々義父である三木 稔のお陰です。
彼の生前にアシスタントをやったり、
オペラを振らせていただくうちに、
公演のプロデュースの機会も頂き、
次第に徳島の方々との交流も深まったのです。
財団の方々から、
三木ゆかりの方、地元の音楽家、
そして芸能関係に従事する方々。

その度に新しいアイデアを頂き、
頭をひねりながら考えさせて頂き、
足りない人材は近畿圏や関東から
一緒に行く機会も増えました。
その関係がさらに新しい交流になり、
進化した環境で信頼関係を築いて、
公演を制作するという連続です。

徳島市だけではなくて、
様々な地域にもお邪魔したり、
ワークショップで中学生や
愛好家の方々も指導させて頂いた。

そう考えてみるとこの20年間、
なんだか徳島中の音楽と芸能関係の
方々に常に会わせていただいている気がします。

なんて幸福なことでしょう・・・。

芸能とお祭りに秀でている日本でも特有の徳島で
最前線や御尽力をされている方々と
本気で公演の創作ができているのです。

ひとえに関係者のお陰、
そして公演に出演してくださる
演者から音楽家のお陰です。

深く深く頭を垂れてお礼を申し上げます。

今回も楽しかった。
そして美味しかった。

みなさん、本当におつかれ様でした。
ありがとうございました。
まだまだ精進して参りたいと思う次第です。

公演後に撮影した東京組邦楽チームの
集合写真です。

能の楽しみ2018/02/11 22:59

早いね、1週間・・・

そして寒い日が多く、
オリンピック見ていても
テレビの前に寒さが伝わり、
暖房の設定温度を無意識に上げています。

さて、地元ホールの企画は
能を特集しての1日です。

生後に半能も見せますが、
ワークショップや、
楽器の勉強、体験もありました。

地元に住んでおられる
素晴らしい面を製作する
作家の辻さんの面も並び、
綺麗に展示されていました。


能楽師の中村さん、
普及会の仲間も、皆人間味溢れていて、
来館されたお客様を
垣根を取っ払った能の世界に
誘ってくいれました。

最近はこういうのもあるのですよ
「能面女子の花子さん」

様々な
部活やサークルで活躍する
スクールものは昔から沢山ありますが、
能面を着けた女子高生が
主役のコミックス・・・。

すごいですね。

実は制服着て面着けた
リアル花子さんとの
2ショットも撮っていただきましたが、
恥ずかしくて載せません・・。

オープンハウスとしての
ジャンル選びには
毎年大変苦労もしますし、
本番の日までは、
担当してくださる専門家は
とっても忙しくさせますが、
半日500円で楽しめる企画は、
好評でもあり、
止められませんね。

なかなか時間を割いて手伝え無いのですが
先付けの協力くらいできて
本日の成果を見て、
なかなか感心させられました。

本当にお疲れさまでした。

春めいて2018/02/15 17:25

気温が昇れば
春を感じモゾモゾザワザワと
気持ちが躍るのが普通でしょうが、、

花粉がひどい

今日は空が黄色いです
陽気の良い青空も
私にはサフランライスにしか
見えないものです。

もう20年以上の花粉症ですが
季節最初の洗礼は非常にきつく
何もかも都合悪いのです

まず眠い。
寝ても眠いし
寝たつもりでも寝起きが酷い

身体の中がかゆい。
皮膚が痒いならかけば良いが
食道やら内耳やらの粘膜は
どしようもなく、
胃や肝臓まで不具合で
膵臓、脾臓などには
花粉が溜まっている気すらする

この症状は毎年1週間である。

その後に花粉の実効支配が始まり
陥落した脳細胞まで黄色く染まる

困った困った。

それはそれですが
何とかこの悪意から意識を煽らせる
自意識を保つことが大事。

旅の友、片手に本が愉しい

私はどうもこうも
1920〜1930年代が好き。
高校生の頃に出会った
クルト・ヴァイルは
この時代にドンピシャな活動で
時代の寵児です。

関係書は押さえて、
まだ知らぬ情報に舌鼓を打つのです

ヴァイルづくし2018/02/18 21:43

Kurt Weill(クルト・ヴァイル)は
1900年に生まれて
1950に亡くなった、
とても計りやすい年号を背負った方。

・・・と言うことをいつも思っていたら、

<クルト・ヴァイル 生真面目なカメレオン>
この本の作者田代 櫂氏も、
冒頭にそう書いておられて
非常に親近感を感じながら
読み進めていたのです。

伝記モノではなく、
資料本として楽譜を手元に置いたり
音を聴いて確かめたりしながら
読むことが多いのですが、
いつの間にか、
ヴァイルの人間にハマりながら、
今週は読み耽っていたのです。

田代氏のプロフィールでギター奏者と読んで、
ドイツの歴史や音楽家を追うなど、
稀有な方だと思っていたのだが、
彼の執筆したルードヴィッヒⅡ世の本を
以前読んでいることも想い出し、
合点に膝を叩きながら
楽しく呑気に読んでいました。

今週は文藝春秋の芥川賞作品などの
掲載などにも寄り道して、
さっきこのヴァイルを読了・・・。

そしてあとがき。

あれ、どうして本人ではないの?
と思いましたら、

急逝をされていました。
驚きました。
この本を校正を完了させて、
天に召された事が書かれておりました。

ふ〜・・。
そうか、、そうでしたか。
急にもう一度読み酔いたくなり、
少しページを戻ったり、
久しぶりの音源を引っ張って来たり。
ヴァイルの未亡人
ロッテ・レニヤの晩年の音源聴いたり、、
なんだか哀しくなりました。

仕事先の大切な方が亡くなり、
今日は大事なお送りの準備行ったり、
様々考えたりする日でしたので、
余計にビックリしたわけです。

明治から大正、19世紀末、
そして1920年代〜世界大戦まで。
この時代をどう読み解くかが、
これからの世界の中心になると
真剣に思っていますし、
そうならなくては
クラシック音楽の将来などないと
憂いてもいるのです。

この時代を引っ張り出すと、
さらに全部思い出さないと気が済まず、
ブゾーニ、コルンゴルド、
シェーンベルク、アイスラー・・・。
書籍の山で気を紛らせる週末です。

さて前向きに参りましょう。

研究会への参加で2018/02/19 21:42

クラシック音楽と言われる西洋音楽は、
確立された数学の合理性と
進化する音楽芸術への平然とした嫉妬で
無責任に認識されていると思うものです。

でも今を生きる子どもたちは、
クラシック音楽とか
創造音楽芸術などとか、
説明しても全く感知せず、
愉しいか飽いてしまうかで
身体に正しいかを問う合理性を
しっかり持ち合わせているのです。

当然と思う欺瞞が滅亡を意味して、
平然と押し付けるかも知れぬ
後ろ盾のある公演事業は、
誰にも判断付かぬ良採点を満面に、
さも旧るかざるを笑顔で演出。

かも知れない、、、。

一方で、

容を見せぬ変幻こそが
型を存ぜぬ未就学への妄信と、
口角を仰角に上げ気丈に魅せて、
不温故な知新を装う手拍子で童子を誘う。

ううむ、
音の創造と音楽学習による教育とは
根本的に根元が違うのかどうか。
もっともっと新しきを知るのが
判断を鈍らせない能力。

だと思うと、

周囲の環境と違う
異次元のシンポジウムに参加して感じるは
記憶と学習の摩擦に蕁麻疹。

対話で整理できるのか、
会話になるか解らないのは、
どちらかが異星人だからか。

数字と振動2018/02/28 22:09

オリンピックも終わりました。

横目で追っていただけでしたが、
それでもやはり日本人選手の
活躍は嬉しいものですね。

子供の頃は、
冬季オリンポックといえば、
差し詰めスキーのジャンプ、
その後にフィギアスケートの
ジャンプだけ有名になる選手を応援。

ううむ、そんなものでした。

スノーボードなんて、
競技も言葉すらなかった。
誰が考えたのか、楽しいものです。

このスノボの競技の
技の名前が面白いですね。
回転数を角度で表して、
何度回ったかといいます。
1回転は360
1と1/2だと540
2回転は720
この辺はまだ技の序の口で
2と1/2で900
3回転は1080

面白い。
スケートだとダブルアクセルとか、
だし、、こんな角度を数字で言うなんて
きっとアメリカではSo Coooool
なのでしょう・・・。

数字といえば、
最近はヘルツ(Hz)という
数字に様々な関係を
模様している事例が見受けられます。

ヘルツとはドイツ人のヘルツさんに
因んで付けられていますが、
1ヘルツは1秒間に1回の振動
これはとてつもなくゆっくりとした振動数。

電磁波にも短波から長波、
超々長波なんてものまである。

惑星にも周波数の音があるらしく、
NASAが公開しています。
ちょっとオカルトですが・・・。
スピリチュアル好きの方は、
これは惑星の音を生活や
行動周期に取り入れる事を進めています。

月=210.42ヘルツ
とかね。

地球=8ヘルツ
これを倍音で増やすと、
第9倍音で
4096ヘルツに達するらしい。
この音が物事を浄化するエレルギーがあって
水晶でこの音の音叉を打てば、
天に通じる心の扉が開くらしい・・・。

【写真の音叉】

私は、、こういう精神社会が
まったく理解できない不埒ものなので、
効果のほどは知りませんのです・・・。

まったく別のところから聞きましたが、
癌細胞は444ヘルツで消滅するらしい。

A=440ヘルツでチュウニングします。
今では442が日本のオケでも
ピアノでも標準です。

444?
これはヨーロッパのオケで採用される
張りのある音を目指した基準・・・
と聞いた。
444ヘルツで体に効くっていうのは?
色々読むと根拠はあるらしく、
実験の結果も出ているようです。

なるほど。
そうなると少し上ずった高いラを歌う女性は、
無病息災である。
(男性は、これ高くて病気になる・・)

数字は面白いと
感じるのです。
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