暖簾の意思2017/02/18 17:51

仕事柄外食も多く、
打ち合わせから打ち上げなど
食事を兼ねて潤滑にと言う場合も多々あります

偉そうに言うのではないのですが
そんな時に"行きつけ"と言わせてもらう
行き易いお店があるのは
本当にありがたいものなのですね。

初めて行く方とでは、
ぎこちなくなりがちな会話も
食やお酒の話で共通項を探し本題にも入り易いし、
よく行くメンバーなどでは
場所など確認しなくて集まれて、
メニューなど予想しなくても愉しさを予感します。

でも、、
突然にそんな店が無くなったら、、。

過去に何度かありました。
週に何度も行く個人店でしたが、
前触れもなくある日閉店ということが。

巷を自由に選択する消費者とは違い、
一店を構えてサービスも含めて提供しながら
気に入って貰うには相当な努力が必要ですね。

と、先日もある日突然、、、
という件があり呆然としたのです。
ショックで店の前で立ちすくんだのです。

なんの張り紙もないのも、
突然 の枕詞見たいなものです。
半分スケルトンの店に暖簾は掛かるも
ただユラユラしていただけ。

数日後、
この目でもう一度確かめようと
再び店に向かうと、、

私の杞憂。
明かりが灯り
今度は緩やかに暖簾が揺れていました。

店からお客の声も漏れ聞こえ、
店主の笑顔と出会いました。
仕切り直しの店内改装の段取りも聞き
何ともホッといたしました。

自分の気に入った店の存在で
一喜一憂した話ではなく、
サービスを提供しながら本来ある姿を
維持するのが大変なのは我々も同じことだと思いました。
"行きつけ"と言ってくださる
お客様が増えるように笑顔で努力が必要ですね。

しかし店が無くならなくて
本当に良かったのです。

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