浅草オペラ100年の旅2017/01/27 23:26

初めて伺いました。
東大教養学部。

なんだか神々しいですね・・・
何度生まれ変わっても入れなさそうな
そういう頑固さがありそうです。
(卑屈者の勝手なイメージ)


歴史ある1号館の時計台も立派。
コリント様式の柱にアカンサスが巻かれ
これまた風格ある建物を仰ぎ見る


そして美しい銀杏並木。
11月下旬でしたら最高に美しい
黄金色に輝く落ち葉が見られたかな。

とまぁこんな素敵なところに
一応公演のような事で参ったのです。

数年前から知り合いの研究者。
彼女の博士論文公開審査という
難しき厳かな会・・の後の、
パーティーでの公演です。

明治から大正期に於ける
日本の音楽劇を研究している方で
私が長年関わる部分にもリンクして
情報を共有したり
様々お勉強をさせて頂いたりもしています。

浅草オペラが始まって100年の今年

だからと言って特段代わりのない歌劇界
でしょうし、音楽界でもありましょう。
しかしながら確実に
オペラという文化を日本に根付かせようとした
先駆者達が浅草に集まったのも事実。

日本でのオペラ、日本語のオペラ、
日本人によるオペラ制作、
こういったオリジナルに拘りながら
奔走した諸先輩方がいて、
現代の音楽界、そしてエンタメもあると
思う次第です。

素晴らしい地を行く歌手のMちゃん、
相変わらずの歌唱で頼りになります。

私はなんだかこの手をやると、
最近いい気になり二重唱に参加したりして
滅法すまない気持ちですが、
100年前にはこの程度の歌唱力の輩も
きっといただろうと思い込み、
やらせていただいております。

さて、1年間に何箇所でできるかな。

東大教養学部では、
道行く方々のみなさんの顔つきが賢く、
「日本を宜しく!」という気持ちで
その度に頭を垂れながら進んでしまいました。

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