早いぞ冬だ2016/11/05 23:26

このブログ、、放置気味です。
最近は週一の更新担ってまいりました。

いけないいけない。

もっと毎日の移ろう心の様を
記述していたのに
いつの間にやら忙殺。

そうですね、秋から
少し生活が変わっているからでしょうか

でも自分は変わっっている訳でもなく
今日は必ず昨日という過去になり、
明日は毎日やってきます。

そこが大変なのですね、日常は。

さて、、、
私の大切な宝はたくさんありますが、
本当に大事に思っているコミュニティ。

Say No の演奏会でした。

もう8回もやっているのか
と、感心しながら、
定期的な毎年の不定期演奏会を
楽しみにしているは団員の総意でしょう。

8回やっていて、
はじめて「やりたい曲がある!」と手を挙げ
<田園>がスタートしました。

古典は楽しいし難しい。
でもフォーマットというモノが好きで、
ベートーヴェンという方の
真面目な機知に富んだ作品は
一生楽しめるクラシックの殿堂です。

これをアマチュアの皆んなとやる
という意義を真面目に考える機会のために
何度でも音出しては呑む

人が会うために音があるのか、
音出してしまったから呑むのか
音出して呑むほうが美味しいからか。

結局「音楽と酒」

ではなく、

音楽とは「人と時間」
なのですね。

これが無いと出来無いのです。

年齢が50年も上の先輩と一緒に
演奏するということは、
ベートーヴェンが150歳上か、
200歳上なのかという事より、大事で、
この50年の差を関係なくやるのがオケ。

これが楽しい。
そんな事を思った演奏会でした。

個人的には不満もあり
猛省部分もありましたが、
それもこれも楽しかったからよいとします。

関係者のみなさん
本当にありがとう。

徳島日帰り2016/11/11 22:49

日帰りをしたのは何時だったかと、
数日経つとモノも覚えられ無いほど
あちこちで色々な事が過ぎていきます。

いつの間にか寒いですね。

特にこの日、
朝から土砂降りでして、
傘を斜めにしながら早朝の羽田に向かい、
飛行機に長い傘を持ち込んだのは
考えてみると初めて。

飛行機に乗った瞬間に
傘立てを探してしまった・・・。
CAさんに
「何かお探しですか?」
と言われ時に
そんなモノないわな・・・
と思い赤面しながら後列に。

徳島は快晴!
気温も20度で夏だった。

秋の短さを嘆き冬の到来を
仕方なく迎えたばかりなのに
こうして優柔不断な気分になる南国気分

アウトリーチ活動で
お箏の体験授業を仕込みまして
私は初めの司会程度で出番数分。
でもこういうモノを具に観察しながら、
次回に生かしていくのが大事です。

ハツラツとした小学生は、
屈託のない笑顔に素朴な言葉、
挨拶も大きな声で、質問も素直。
微笑ましいとはこういう時間だと、
こちらまでニヤニヤしてしまう時間。

講師のエリナさん
ありがとうございました。

その後はさらに仕込みの
中学生箏曲部に指導。

そして空港に車飛ばして頂き、
おきまりの徳島らーめんを喰べ、
ワカメ買って機上。

今日は眠くて眠くて
車でも飛行機でもウトウト・・・

文化フェス20162016/11/12 22:59

天気っていうモノは
なんとも能天気であるのです。

前日は徳島で晴れていましたが、
関東はドンよりグレイ空。
でもこれが捌ければという期待で、
金曜日の快晴を天を仰いで感謝しましたわ。

地元で公演する事は多いモノの、
構成から出演者など、
公演の中身には十分自信があっても、
チケットが安いからか、
どうも地元の方々は早めに購入してくれず。

怖いモノですよチケット売上に
伸び悩むというのは・・・
私どもの生業に憑依というくらいのオカルトで
生涯に亘りついて回る恐怖ですな。

ですから天気が欲しかった。
気分やさんもお天道様大好きですので、
晴れれば客足が伸びるのです。

たくさんの地元所縁の方々に出演頂き
ベテランから若手まで、
皆さん最高の味を出してくださいました。

真摯に演奏する姿は、
本当に美しいモノですね。

たくさんの方々にお礼を言いたく、
司会とチョイと指揮の私は、
近くで大変楽しませて頂きました。

スタッフ、お客様にも心より感謝です。
また、ロビーでの展示は、
音楽の街–狛江の委員の方々が早くから準備して、
丁寧に時間をかけて、
自らの活動を確認するように展示しましたね。

経験が合理性を呼び、
学習から丁寧な仕事運びを覚えていますが、
心の籠った展示というモノはあるモノです。

皆さん、お疲れ様でした!!

写真は朝子チーム。
袖から取れるこのアングルは、
舞台スタッフ冥利なのです。

眺望の婚色2016/11/13 23:10

M大オーケストラの生徒。
とは言っても、
もう20年来のおつきあいです。

こういう彼が結婚するって
やはり嬉しいモノです。
土日の忙しさから、
普段はほとんど参列できないのですが、
早くから予定に入れて、
私も待ち遠しかった今日です。

最近「横浜の歴史」というジャンルを
勉強にほど近く読み漁っているのですが、
この横浜村時代の
江戸時代からの埋め立てと開墾の歴史は
実に面白いものです。

今日のこの披露宴会場も
なんとも眺望のよいセレモニー専用の場所。
7階テラスに出ると、
海から山から見えて、
高さはタワーマンションの25階ほどか。

ううむ眺望のあまりの素晴らしさに、
高級マンションが林立するという地域の
理由もわかりましたね。

さて新郎新婦。

そう若すぎるわけでもないので、
基本的に列席の方々も大人が多く、
大変落ち着いていると共に、
皆さんの挨拶が素晴らしく聞き入りました。

大事ですね「話す」という事は。

早すぎず良いテンポで、
確実な言葉を慎重に選ぶ。
荒ぶらず恐れず、
慈しみと謙虚さで
言葉というのは心に沁み入るのですね。

厳かな場だからではなく。
いつどこの場でも、相手が誰であっても、
デリカシーのない話し方ほど
徳のない事はないのだと思いました。

私楽器吹きました。
新郎いれたカルテットですが、
ほぼほぼ最後なので、
全く酒も飲まず、で、、
でもウォームアップもなく、
オヒョ〜〜って感じでした。

反省しています。

でも新郎新婦はとっても立派でした。
心より祝福しております。
写しい教会に設えております。
ここに神が居るからではなく、
神を信じるものは此処に宿るのでした。

本当におめでとう。
私も心より嬉しいのです。

浅草オペラ100年2016/11/14 23:25

さて。
土曜日。

こんな企てを実現しなければいけない。
「浅草オペラ100年」前祝い。
そう前祝いですので、
来年が100年目です。

なが〜〜く浅草オペラをやっていて、
いろいろ調べて喋って実演したので、
こんな祝いもやってしまえって事で、
企画しました。

浅草でどぜう喰べて歌聞いて冷やかして・・・

そんな会。
もう締め切ったのかしら??

わたし、準備しなければ・・・
喋るばかりか、デュエットしないといけない。
どうしましょう。
頑張りましょう。

100年って大切2016/11/19 23:45

浅草オペラ100年の来年を祝い、
プレのコンサートしてきました!

っといっても老舗どじょうの飯田屋さん
のお二階座敷でのまぁディナーショーだね。

座敷に胡座かいてワイン片手に、
オペラアリア聞いて拍手と声援なんて
浅草だから似合うものだし、
こんな素敵なコントラストは他にはないな。

私はオペラ事始めのような話をして
ペリーから居留地の話、
そして帝国劇場から浅草と、
時代を追いながら東へ東へ話を進めました。
途中でマホ様の素敵な歌声をいれるという
実演付き歴史話みたいなものです。

まぁ面白い趣向でやったのですが、
役回りは狂言回しのようで、
しかし人数が少ないものなので、
最後は歌うわ芝居するわで、、、、

ひっさしぶりに悪い汗もかかせて頂き
舞台人とは大変なものだと再認識しました。

でも100年ってすごいものなんですよ。
50年じゃなくて100年!

来年一杯まで
明治大正期の日本人のオペラ熱を
再認識しながら皆さんに楽しんで頂こうと、
大いにその気になりながら、
浅草の灯を肴に呑ませて頂きました。

郷に入ればですが、
一筋縄には行かない浅草の方々ですので、
懐に飛び込むつもりでやったのが幸いかな。
六区の方角を望みながら喋るってのは
どうにも気持ちもいいものでした。

写真は準備中。
座敷、コンロ、そして毛氈の上にピアノ

なんだか目眩しそうですな。

切手はお金です2016/11/21 23:45

いっつもの事だけど、
これは書いておかないと自分が
変人なのかと思ってしまうので備忘譚。

私、定形外郵便を出すのです。
回数が多く、月に数十通だすのです。
中身も様々で、大きさもマチマチ。
大きなA4とか入る封筒からB4も入れます。
必ずデジタル計りに乗せて
丁寧に切手を貼ります。

そのために切手を買いだめしてあって、
50g以内の封書には120円
超えれば100g以内は140円と、
きちんと貼ります。

家で貼る時はいいのですが、
出先で封筒作り投函する時ありますね。

少しは切手持ち歩いていますが、
足りない時はコ郵便局なさそうだから
当然コンビニに駆け込むわけです。

知っています?
150g以上の郵便料金って・・・

150g以内 205円
250g以内 250円

ってなるわけです。
それを超えると400円なので、
レターパックの出番になるのは
誰でも知っているところです。

問題は205円ですわ・・・

昨日もコンビニで
「切手くださ〜〜〜い」と行きました。

その時点で若者店員だったので不吉な予感。

・・・ガサゴソと棚を漁りながら、
小さな引き出しを開けて切手を探している。

「え〜、え〜、ぴったりないのですが」
「いいですよ、合わせて205円ならば」
と私。

ひとくさり作業した彼、
「208円じゃだめですか〜??」
「は??ダメでしょ?」
「3円ですよ?」

おいおいお〜いおいおいお〜い!
どういう事ですかね?
3円ぐらいでガタガタ言うなってことでしょ?

この話以前もあったのですが、
そのコンビニの彼女の場合は、
なんど端数を足していっても250円に
到達しなかった挙句、
やはり4円オーバーで私からダメだしで、
終いにゃ私が計算してあげて組み合わせた。

とまぁこういう事が多い。

205円ですよ?
結局20円切手出してきて、
つなぎ合わせてピタリにしたのですが、
そんなの当たり前ではないですか?

切手ってお金なんだから、
お釣りも出ないのに、多く貼るっていうのが、
そもそも可笑しな話です。

え??貧乏???

いやいやピッタリ貼るのが切手

ですよね?

208円じゃダメですか?
と言った彼は切手を貼らないのだろうか?
真意を問いたい。

で、この話はいつもコンビニの切手在庫の
話になってしまうのです。

どうして205円、250円の切手を
置いてくださらないの?
そんなに54円って必要?
84円より、定形外対応の端数ではない
切手の方が利用価値ないですか?
4円切手置け場いい事じゃない?

でお何処いっても
205円、250円の切手って無いのです。

勝手な想像・・・

切手を置いても、
コンビニの取れる中間マージンが
あまりにも少なくて、
苦労して切手を揃えるというサービスに
踏み切れないのでしょう・・・か?

昨日からずっと頭の中を行ったり来たりする
「208円ではダメですか?」

ううむ・・・やっぱり譲れない。

可笑しいのか?私・
年寄りなのか?
いやそもそも切手という等価交換が
もうこの世にはないも同然なのか?

わからない・・・

裸の華2016/11/23 23:34

昨夜最終で出向いて徳島。
今日は打ち合わせと中学校箏曲部の指導。

・・・私は見守る役ですが。

土曜に公演があり、
中学生の1、2年生の若手5人で出演。
私はプロデュースと司会、
東京から三曲編成でゲストが入ります。

夏の終わりにはどうなる事かと思った演奏も
やはり上が居なくなり
じぶん達でやらなければという自我か
稽古に対する目つきも違いますね。
朝3時間、講師が変わって4時間、
こういう日はきっと忘れ得ぬ日になる、
良い目をして来た中学生です。

頑張って欲しい・・・。

ちょいと忙しくて、
この数カ月は読書量が落ちていたのです。
読み始めず傍に置いておいた本。
飛行機や行き帰り、ホテルでゆっくり
やっと読み始めた本。

桜木紫乃さんの「裸の華」
内容の想像はついていましたが、
間も無く良い終わりですが、
じつに面白い。

この方は直木賞受賞作の
ローヤルホテルも大変面白かったけど、
気っ風の良い女性像がいつも好きです。
ロマンチックな男とさっぱりな女。
描き方がリアルですね。

故障して退いたストリッパーの再起、
その周辺の人間模様
音楽やダンスの描写もタイミングリズムも良く、
執拗でないバランスが絶妙。

帰りの飛行機に乗って
灯一つの轟音の中で読んでいたら
切ないドラマに不覚にも涙してしまった。
ううむ、弱いですこの手の小説には。

こうなると桜木紫乃さん
もっと遡りたくなりますね。

さぁ明日も頑張るんだ。

308P
集英社 1500円+税

地域交流公演2016/11/26 23:10

徳島邦楽ルネッサンスの一環で
地域交流の公演をしてきました。

毎年担当場所が変わりますが、
今回は阿南市。
昨年の南と違い、移動は車で30分ほど。
夏に詳細が決まり、
この数ヶ月一緒にワークショップなど
行いながら準備をしていました。

この秋は3年生が抜ける時期ですから
中学校の箏曲部は大変ですが、
1年生2年生の少人数で
なんども稽古を重ねて上手になりました。

私は直接指導ではなく、
行方を見守りながら
当日の構成と司会進行などをしていましたが、
東京からのゲストの演奏家と
一緒に演奏する曲もあり、
初めての曲ばかりか、
色濃い公演内容に戸惑うかと思いましたが
肝が据わった子達、、
いや稽古のおかげでしょうか、
良い演奏になりました。

もっともっと上手になると思いますが、
集中できた数週間は
忘れ得ぬ経験にもなった事と思います。

こちらは気心知れた人間関係で、
演奏会終わればすぐ反省会。
徳島の海と山の恵みを堪能し、
関係者に感謝しながら帰路に着きました。

みなさんありがとうございました。
充実した数ヶ月でした。
またよろしくお願いいたします。
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