対応2015/05/22 13:49

昨日久しぶりに銀座を歩き、
数分で2件の行きつけを冷やかしました。
アジア人の多さに驚いたのは書きましたが、
お店の対応も凄いものなのですね。
考えて見れば中国語を話す銀座の店主なんて
今までは考えられなかったでしょうから、
観光客の推移で対応を迫られるのでしょう。

鳩居堂に寄り気に入ったモノを買い、
次の目当ては数件先の銀座菊水。
そこは喫煙具と煙草専門の老舗なのですが、
私は葉巻とパイプしか吸わないため、
購入できる店を確保しているわけです。
東京の何処で手に入るかを覚えていて、
新宿なら○○、銀座なら○○、
あるときは下北でどうしようとか、
錦糸町だったら此処に行けばどうにか、、、
東京に限らず横浜であってもそう、
千葉でも一応知識はいれてあります。
大坂でも福岡でも、、、四国、、困難。
強迫観念のような無駄なメモリ使用です。

パイプ葉購入のために銀座菊水に寄りましたが、
なんとなく何を買うかは決めているものです。
50種ほど並んだパイプ葉を前にすると、
目で追いながら新製品など見つけて、
買うまいか考え込んだりするものですが、
結局予定通りの葉をお願いするものです。

目の前のお姉さんに「Dunhillの○○」と
言いながら取ってもらおうとすると、
Dunhillでも別所にある銘柄を手にしたので、
「それじゃなくて3つ右の・・・」
と言うと慌てて所望品と交換しました。
「すいません、、」と謝られたのですが、
その女性も中国の店員さんでした。

なるほど。
マニアックな喫煙具専門店の老舗でも、
国外言葉に対応する時代なのかと
感心と心配も同時にしてしまいました。

そうなると・・・
あの老舗の呉服屋はどうするのだろう?
日本のものが欲しい外国人が来る事は
想定しているだろうが、
昨今来日者が多い東南アジアの国含め
各国対応までしているのかなど、
気になる銀座の老舗がワンサカ頭に浮かぶ。

ううむ、大変な時代だな。
数年前は電化製品を中心に買っていた方々も、
円安に複数回の来日となり、
今や炊飯器の説明だけでは足りぬのである。

東アジア観光客のマナー騒ぎ立て、
ほんの少しのミス場面を突く様に、
取り沙汰して悪く言うマスコミもあります。
自国に自惚れ鼻が高きゃ、
観光できている休暇中の方々が鼻に付き、
ちょいと見下す輩もいるでしょうが、
一昔前の日本人なんてみんな海外でそうでした。
振り返ってみれば欧米への旅行中に
忘れ去りたい赤面するシーンがあったり、
気がつかずにマナー違反なんて事も
日本人でも多々あったはずですね。

そう考えると、
ここ数年の東アジア旅行者の方々は、
雰囲気も態度も服装も、
道端での会話から仕草も、
列の並び方から普段の表情に至るまで、
穏やか穏便だと思うのですがね。

たまに銀座に出てみると、
こんな事が面白いものです。

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