進化2009/10/08 23:23

さて、告知です。
来る日曜、年に1度の「私の冷や汗を見る会」・・・。
ではなく、楽しい「音楽ルーツ感謝祭」の日です。
楽器を持って、ウロウロと目が泳ぐ榊原を見たい方は、
集合の日なのです。

早いもので15回の演奏会となりました。
そしてよくも15回と会を重ねました。
大変だった第1回は昨日の事のように記憶しており、
明らかに学生は上手くなり、
崩壊してしまうようなグチャグチャな演奏は、
まったくなくなった。
いや、聴けなくなったといべきかも知れません。

特にプロがそうなのですが、
時代が変わると技術も上がるもので、
私たちが学生だった20年前から考えても、
明らかに今の若者たちは技術力の底辺は高い。

日本に本格的に洋楽が導入されて所詮130~140年。
藝大が、音楽取調掛かりから東京音楽学校と改称されて
まだ122年なので、
専門音楽教育としては、まだ120年程のできごとなのです。
つまり、まだまだ発展途上にあると言うことか?
腰巻からパンツを穿くようになり、座敷から椅子、
箸からフォーク・・・
和から洋への変換は、文化ばかりではなく、
音楽に関しても大きな変革をもたらし、
これらの進歩は、まだまだ進んでいるということか。

面白いもので、どの国にいっても、
各国のアマチュアの演奏スタイルは、
その国のプロの演奏スタイルとそっくりである。
つまり、日本のアマチュアを上手にしていっても、
いきなりフランス人の演奏スタイルにはならず、
ロシア人の小学生に演奏の癖があれば、
それは延長すると、ロシア人のプロの癖でもある。
イタリアでアマチュアと一緒に演奏したときも、
豪快な音は、スカラ座のオケの如しでしたし、
ドイツ人の子供たちは、頗る良い音で演奏しますが、
細かな演奏は何も出来ないくらい、価値観がプロと一緒。
そう考えると、日本のアマチュア界も、
日本のプロ奏者の向上と共に進んでいるのでしょうね。

みな、頑張っています。
もう少し、あと少しネジ巻かなくてはいけませんが、
今できる能力を如何なく発揮できる演奏会になるかな。
私は、演奏も若干しますが、
作編曲、指揮、雑用、激励の係りでもあります。

めいとろ第15回演奏会
2009年10月11日(日)18:30開演
同仁キリスト教会礼拝堂
(東京メトロ有楽町線 護国寺駅 徒歩5分)
入場無料

コメント

_ さとー ― 2009/10/09 19:10

さとー@風邪で自宅療養中です。
本日は自宅療養中のはずなのに、楽器の手入れや、
室内でそのまま練習したりして、演奏会に向けて
テンションが上がってきております(体温も)。

ベースとなる技術力の向上は、年に一度この集まりに
参加させて頂くと、私にも感じられます。
CDが普及し、更にはインターネットで世界中のサウンドが
聴けるようになり各人が感じる「普通」のレベルが
引き上げられたからなのだと思います。

また、年々サウンドがファットになっていくのが
「流行」なんだなぁと面白く思います。
一方で、今時に合わせられないOBは
某氏のバストロサウンドの上に乗ることをイメージし、
ドイツ管などを手に、芯のはっきりとしたサウンドを
目指します。この対比も面白いですね。

さて、今年度の私はアルトトロンボーンのみを手に携えます。
2,3年前に「上のパートは後輩に譲る」と宣言して以来
いつまでたっても下に下りませんが、「それはそれで
いいんです」と発言する後輩らにも囲まれ、今年も
ハイトーン音域に挑戦です。アルトを手にしてから8年。
ワーグナーのコラールがやっとだったことから考えると、
普通の曲を吹くなんてだいぶ進歩したなぁ。

OBとして、アルトトロンボーンがより身近な存在で
あると現役に伝えることができればと願いつつ、
とりあえず、風邪を治すこととします。

_ さとーさん ― 2009/10/09 19:18

風邪ですか!おお御自愛を!!!
季節の変わり目は、尾を引きますので、早めの対処ですな。

そう、みな上手くなって参ります。年々・・・。

情報量が違うというのは、確かにありますね。
しかし、絶対的に上手くなっているのですよ、
明オケに限らずね。

私も、アルト参戦ですので、気合入ります。
やっぱ高い音は高いね、、何で吹いても・・・。

頑張りましょう。

_ 1038 ― 2009/10/09 19:29

先生、不肖の弟子は今回参加できません!

陰ながら応援してます

_ 1038さん ― 2009/10/09 20:39

あら、そうですか・・・

まぁ、毎年ありますよ。

頑張ってきますわ。

また、ご一緒しましょう。

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