音楽と神2008/02/18 22:32

バレエの公演が近づき、リハーサルに、
足しげく通う毎日ですが、その度に思うのが、
ダンサーの稽古の厳しさ。
オペラ、また楽器奏者のリハーサルと比べても、
格段に厳しいし、競争も激しい。
朝は早くから、レッスンがあり、
その後、午後には公演の為のリハがあります。
現在のように公演が直前になれば、
指導者以外、殆ど言葉を発しないまま踊り、
日は暮れていくのです・・・。
切磋琢磨と言いますが、比べると音楽の世界は甘い。

あと数日となり今日はキトリを踊る、
エフゲーニ・オブラスツォークさんも一緒。
素晴らしいゲストにも、演出家からは容赦ない注文。
とにかく厳しい世界です。
リハを観るたびに、私も「甘い甘い」と、巳を引き締めます。
まもなく公演、頑張っていかなくては。

甘いと言いながら、音楽家でいることの辛さもあり、
音楽があることで救われることも、また多いのです。

「日常は奇跡である」と言った方がいます。
さまざまな事件が起こり、事故や犯罪、災難など、
列挙すれば切が無いほどの、この世の毎日。
また、傷ましいのは、家族内に起きてしまう殺傷事件、
親は子を護り、子は親を慕う姿が本当ではないのか。
穏便な麗かな毎日、奇跡などと呼ばれない、
誰にとっても微笑ましい日常が訪れ、
全ての人が幸せになれるようになって欲しいものです。
今日は、本当に神様にそう願いたい。

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